平安寺のささやき 　短歌日記

​​​​​​​今回​​​も​​​　
またもやられた　泣かされた　
あきない世傳　出帆篇に






★　出費を抑えるために、本はできる限り買わないで図書館を利用していますが、１冊だけ例外にして、買っているシリーズ本があります。

★　それが、さきの「みをつくし料理帖」でも大人気だった高田郁さんの「あきない世傳」シリーズ。半年ごとに刊行されて、２月15日に待望の第12巻「出帆篇」が発売されました。

★　今回も、みごとな展開に泣かされました。話もいよいよ佳境。主人公の幸と、幸が姉とも慕う・菊栄を軸に、その周りを固める男女の、江戸時代という封建的体制の中でも女性の地位確立・ジェンダー平等を求めて知恵を出し励ましあって成長していく姿に心打たれます。

★　さてさて、次巻はさらに感動させてくれそうな予感の「出帆篇」の結び部分でした。あと半年後の8月になると思いますが、楽しみに待ちたいと思います。​​​​

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