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平安寺のささやき  短歌日記

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2023.06.24
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カテゴリ:短歌 故郷を詠む
​​もろきゅうと梅干し握り携えて
祖母を手伝い
棚田の田植え


 祖母の棚田は、この天守閣の裏側をほんの少し下ったところにありました。

​★ このところ、まだ出回らない青大キュウリの代わりに、四葉キュウリの酢の物を晩酌のつまみにしながら、シャキシャキとした歯触りを楽しんでいると、子どものころの猫の額ほどの止ん長にある段々畑の田植えに、祖母に随行したことを思い出します。

★ 祖母の家は、天空の城、備中松山城の北側のふもと。松山城に続く山道をほぼ上り切った山頂の一角に猫の額ほどの棚田が10枚ほど。水が枯れないことから、そんなところでも大事にコメを作っていました。ちなみに、その棚田から、歩いて15分くらいのところには備中松山城がありました。​


★ 昼食のために、祖母が用意したもののなかに、もろきゅうにするための胡瓜と味噌、おにぎりなどがあったこと、田植えの途中に食べる粗末な昼食と湧き水の歯に沁みるような冷たい水の美味しかったことが思い出されます。

★ 今では山に還ったであろう、山頂の棚田まで手入れをして米を作っていた時代が遠く偲ばれます。
子どものころの古き良き時代はすでになく、おぼろげな記憶だけが残る懐かしさが年を取った者だけの特権であるとしたら、何とささやかな特権なのだろうと苦笑いせざるを得ません。

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Last updated  2023.06.24 15:13:41
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