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カテゴリ:短歌 故郷を詠む
冷え冷えの井戸水、風呂に張り冷やす
スイカ恋しや 故郷の夏 ★ 子どもたちに食べさせようと、猫の額のような畑に毎年スイカを作っていた父。スイカは連作を嫌うため、スイカの苗を植え付ける場所の土には、毎年新しい川砂を入れていました。 ★ そのスイカを冷やす冷蔵庫は当然なく、夏でも歯に沁みるほど冷たかった井戸水をくみ上げ、五右衛門ぶろに張り、その中に西瓜を浮かべて冷やすのです。 ★ そして、ある程度冷えたら、母がそれを切り替え、父や兄弟たちとかぶりつく…。そんな幸せの時間を過ごした子どものころの思い出は、そうして食べたスイカの極上の味のように甘くて懐かしい、思えるのでしょう。 今日の岡山市は、晴れ時々曇りで、最高気温は34度の予報でした。 ★いつもご訪問いただき、ありがとうございます★ ー岸田政権の大軍拡・大増税を許さないー お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.07.15 20:21:05
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