平安寺のささやき 　短歌日記

★　立憲民主党の代表に、野田元総理が選出された。これにより、立憲民主党は、旧民主党時代よりもっと右に進み、立憲と言う市民箭田野党と交わした約束は、完全に消えることとなった。

★　野田氏は、今後の党運営において、共産党とは政権を共にできない、安保法制はすぐには廃止できない、原発は今後も必要、消費税は引き下げない、国民民主党や維新の会とはともに政権を作る関係を築きたいという。これでは、立憲民主党の結党時の精神はすべて消え去り、事実上のクーデター状態ではないか。

★　これでは、国民が真に望んでいるまともな政治、憲法を国の中心に据えて国民生活と平和を守る政治は、到底実現できない。下手をすると、国民からそっぽを向かれている自民党政治の延命を手助けすることにすらなりかねない。

★　共産党には、立憲民主党の体たらくに失望することなく、今度の総選挙を全選挙区に候補者を立てることを基本に堂々と戦ってほしい。それ以外に国民の望む新たらしい政治の展望は開けないろう。