《短歌日記》寝返りを 打てば背中に ごつごつと トイレは外で 風雨の中を /// 二度目の避難所体験記。市役所に改善いただきたいこと。
寝返りを 打てば 背中に ごつごつと トイレは外で 風雨の中を 台風の 過ぎ去りし後 皓々と 照る月に浮く 月下美人よ★ 台風20号に備えて、昨晩8時過ぎから今年二度目の避難所へ。今回の避難者は、私を入れて9人でした。私の後から訪れる人はなく、私が最後のひとりでした。★ 受付で住所・氏名・連絡先などを記入すると、市職員の方から、ビスケット風の非常食と500mlの水の入ったペットボトル、不燃素材と書かれた災害時用の毛布1枚が手渡され、広い体育館の窓際に居場所を決めました。★ 10時には、非常灯を残して消灯と告げられましたが、薄暗いといっても十分に全体を見渡せる程度の明るさはあり、歩行が困難などと言うことはありませんでした。★ 横になり寝ようと思いましたが、体育館の硬い床に薄い毛布一枚、寝返りを打てばごつごつとして、なかなか寝付けませんでした。持って行った本3冊の上にタオルをかけて枕代わりにしましたが、これは助かりました。★ そんなことで、ほとんど眠ることができず、トイレだけが弾み、1時間おきぐらいにトイレに。これが一番大変で、体育館の中ではなく外にあり、しかも屋根はなく、風雨の強い中を、体育館の入り口からトイレの入り口までの10メートルほどを通わなければならないのです。★ そうしたなかで、翌日の午前2時前にトイレに行った時には雨も風も収まっていたことから、市職員の方にお礼を言って、わずか6時間たらずの避難所生活を終えて帰宅しました。★ 今回の台風でも、兵庫県や奈良県、和歌山県で記録的に豪雨となり、多くの方が避難所生活をされたことと思います。先の西日本豪雨で倉敷市真備町地区では、いまも1,000人を超える方々が避難所暮らしをされており、わずか数時間でも大変なのに、その苦労を思うと胸が痛みます。★ 今回のささやかな経験をふまえ、市役所へ次の点だけは改善をお願いしたいと思います。 1 避難所として使う公共施設には、施設内に、男女別のトイレを一定数必ず設置すること。 2 高齢者用に、床に敷くマットのような一定の厚みのあるものも用意しておくこと。 3 一定時間が経過すると、現在の状況を知らせるための何らかの方法を講じていただくこと。★ 以上で、私の二度目の、避難所体験記を終わります。最後に、徹夜でお世話をしてくださった二人の市職員の方に、心からお礼を申しあげます。ありがとうございました。 今日の岡山市は、曇りのち晴れで、最高気温は36度の予想です★いつもご訪問いただき、ありがとうございます★ー憲法9条を守り抜き、戦争法を廃止しましょうー にほんブログ村 にほんブログ