より高度な秩序への逃避。ホロシンク。ケン・ウィルバー。
お久しぶりです。英語の音声と映像を提供するサイトで面白いものを見つけました。INTEGRAL NAKED月額10ドルでかなり広範囲の音声講座が聞けるようです。僕は特にケン・ウィルバーに興味を持っています。ケン・ウィルバーはトランスパーソナル心理学の理論家として登場しましたが、今となっては、このミレニアム(1000年)を代表するほどの包括的理論家です。このサイトを見つけたのは、僕がこの日記でも紹介している、Horosync(ホロシンク)という音響技術のサイトでした。過去のホロシンクに関する日記の一部 ちなみにHorosync(ホロシンク)は フォトリーディングの開発者ポール・シーリィ氏の パラリミナルCDにも使われている技術です。Horosync(ホロシンク)の開発者のビル・ハリス氏とケン・ウィルバーが対談しているというので、飛んでみたわけです。Horosync(ホロシンク)という音響技術は、左右の耳から、微妙に周波数の違う音を入れることで、脳内にうねり音(バイノーラル・ビート)を作り出し、脳波がそれに同調する性質を利用して、高度な瞑想状態を顕現している人と同じ脳の構造に変化していくように脳をトレーニングする技術です。Horosync(ホロシンク)は注文すると、ちょっと高めですが、オマケでついてくるビル・ハリス氏の講義のCD(60分以上のCDが6枚!)はInside Secrets of How to be Happy, Peaceful, and Successful...All the Timeというタイトルで、本来瞑想で得る気づきの状態について、とても分かりやすく、説明されています。Horosync(ホロシンク)を使うと瞑想のプロセスが加速促進されます。このCDの中では、会場からのたくさんの質問にも答えていてとても参考になります。メインテーマとして、9Prinsiples(9つの原則)について説明されています。1)Lertting Whatever Happens Be Okay(起こること全てをOKとみなす)2)Threshold(ストレスに反応してしまう閾値(上限値)を上げる)3)Chaos and Reorganization(混沌からより高度な状態への再構成へ至る)4)The Map is not the Territory(地図は現地ではない。認識は現実そのものではない。)5)Responsibility and Empowerment(責任が持てると本質的力が発揮できる)6)Conscious Change(意識的に変化できるようにする)7)Witnessing(瞑想的自己観察を実践する)8)Good and Bad Generalizations(良い悪いという判断)9)The Nuetral Universe(中立的な宇宙)特に、3についてですが、より高度な秩序への逃避(Escape into a higher order)という説明は目から鱗が落ちました。現行の脳の状態で対応仕切れない状態が続くと、現行のシステムがブレイクダウンし、より高度な機能と構造を持った状態にクオンタム・リープするそうです。その説明として、もう一つのオマケの本に(ビル・ハリス氏のThresholf of The MInd INBN 0972178007)水に音波振動を与えている写真があります。これがとても面白いのです。ある音波振動の元で、ガラスの上で水は5角形の形を見せていますが、少し振動数を上げてやると、一旦、形が崩れてますが、その後、今度は10角形の綺麗な形を見せるのです。「水からの伝言」という水の波動に関する写真集以来の衝撃でした。説明では、Horosync(ホロシンク)は脳にこれと同じような刺激を与えて、脳をより高度な構造・機能状態に導く、としていますが、Horosync(ホロシンク)を使わないまでも、とても示唆に富んだ解説だと思いました。何かみなさんのインスピレーションに響けば嬉しいです。またいい情報があればお知らせしますね。ではまた。セレナくんでした。