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テーマ:ライブアルバム特集(29)
カテゴリ:音楽
このジャケット、高校生だったダギジンには刺激が強かったな。
エリック・クラプトンの『E.C. Was Here』というライブアルバムだ。 全面的にブルース一色で染まっている。しっとりとブルースを聴きたい時にはピッタリのアルバムだ。 実はダギジン、クラプトンはクリーム時代が一番好きで、その後はこのアルバムを最後にほとんど聴かなくなった。スローハンドと言われながらも、ジェフ・ベックやジミー・ペイジとは違った渋さで勝負していてもうその頃はそこに憧れていたものだ。ダギジンもスローハンドだったしね。ん?手を出すのは早かったって?一体誰のことを言ってるんだい? まずこのアルバム1曲目『Have you ever loved a woman』、いきなりクラプトンギターが「ラリラリーララー♪」と泣かせてくれる。またこの曲Dick Simsという人のオルガンがいいんだな。Ericは歌いながら合間にギターフレーズを入れてくるけど、一箇所思いっきりフレットを間違う。でも関係ないわそんなこと。 2曲目は彼の曲で『Presence of the lord』。最初のキメの「ジャン、ジャン、ジャーン Everybody knows secrets♪」のところベースが早く入ってしまうけど、関係ないわそんなこと。 3曲目『Driftin' blues』ではギターをアコに替えてのミディアムシャッフルな曲。途中から延々とセッション的なアドリブタイム。片方のギターGeorge Terryに弾かせておいて、Ericはまたストラトに持ち替えて(しかも音を鳴らしてチューニング・・・)、なんとボトルネックを弾いてしまう。Duane Allmanには一歩譲るけどね。途中ベースがバタバタするけど、関係ないわそんなこと。 4曲目はSteve Winwoodの曲『Can't find my way home』。とりあえずyou tubeにあったので聴いてね。 5曲目は『Ramblin' on my mind』ときて、最後『Further on up the road』で締める。ノリノリのシャッフルだ。 てな訳でこのアルバムは6曲でお終い。でも内容はブルースをたっぷり堪能させてくれる。 ところで、2月にはなんとこのEric Clapton と Jeff Beckが共演するんだ。さいたまスーパーアリーナだ。昨年はBoz ScaggsとTotoが共演して一度に2つのライブを観に行くのと同じ思いをさせてもらった。さてさて今回もか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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