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テーマ:ライブアルバム特集(29)
カテゴリ:音楽
第20弾!!は 「Mountain」 の『The Road Goes Ever On』というライブ。邦題は『暗黒への挑戦』。
どうもこのバンド、ジャケット見ても判るように暗黒だの悪だの好きなんだよな。それと何気に黒い山がモチーフになっている。 このバンドは、クリームのプロデューサーだったフェリックス・パッパラルディが自分でバンドを作りたくなっちゃってアメリカでレズリー・ウェストというギタリストと第二のクリームだ!!とスローガンを掲げ登場してきたんだ。 フェリックス・パッパラルディは'76年に札幌でのワールド・ロック・フェスティバルに出演していて観させてもらった。それは、竹田和夫さんの「Creation」の一員としてだ。感激したねえ。そうそう、CDジャケット←のデザインはフェリックスの奥さんらしいよ。 それと、このレスラーみたいな全身ウエストみたいな名前のレズリー・ウェスト。想像の通り巨漢だ(笑)。ただし、ギターは上手い。音はもちろん太いが(ウーマントーンと呼んでいた)、小技もいい。ということでこの二人が主役の4人バンドだった。 このアルバムは何と4曲しか入っていない。けど最後の『Nantucket Sleighride』は17分を超える曲で圧巻の演奏。哀愁の帯びたフェリックスの声がかっこよかった。曲名カタカナでは「ナンタケット・スレイライド」って読むけど、当時なかなか思い出せなくて、友達と「何たっけ?」で一件落着していた(笑)。Nantucketはアメリカマサチューセッツ州にある島の名前で、この曲は鯨漁師の悲しい歌だったような記憶・・・ 全体的にこのバンドはレズリーが曲を作ると、ブルースっぽくてクリームっぽい感じがするけど、肝心のフェリックスが作るとこのようなメロディアスな曲が多かったな。 ということでこの特集も20を超えてくると、少しマニアックなものが登場し始めるよ。最後はまだあとだけど、大御所で締めたいなあ。でもなんだかんだ少しずつCDを仕入れていたりもする(笑)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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