アラベスク特集という訳ではありませんが、先日のドビュッシーの二つの
アラベスク第2曲。
こちらの方はというと、流れるメロディーというより、リズムカルでアクティブな感じの曲です。
で、今日紹介するのはこの曲中の一番ドビュッシー的だと思われる部分で、50小節目からの8小節です。
1小節目の4拍目にある左手のダブルシャープはいいとして、ダギジンが一番気に入っているのが6小節目と7小節目の切り替えしの部分です。何気に半音下げちゃうという発想が素晴らしいし、音の広がりを凄く感じて、音楽の時空ってこういうことかと納得させられてしまう1節だ。
ポップス界の大御所、バート・バカラックやデビッド・フォスターがドビュッシーを尊敬しているというのも、このような発想なんだと頷けるし、音楽的な共通点を感じることができる。
ところで、you tubeで貼り付けたこの作品、ドビュッシーが弾いているとあるけど本当かな?
だとしたら少し急ぎ過ぎな弾き方だ(笑)。
それから、ボーナス映像として「
アラベスク、Hello Mr. Monkey」も見てね~(笑)。