ワルター・ワンダレーというオルガニストだ。しかもボサノバオルガンだ。
有名なテイクとしては、「
サマーサンバ」「
イパネマの娘」などがあって、ダギジンのお気に入りのプレーヤーである。you tubeでは『
Call Me』で演奏映像がある。
昔のエレクトーンをやっていた人はわかると思うけど(ちょっと専門的になるけど)、ワルターの音を研究するに、まずリバーブはテンパイまで上げて、ドローバーは 16' が必須で 4' が半分と 2' と 1' もブレンドする。パーカッションは 2-2/3' を少し与えればいいと思う(あくまで推測)。
で意外とシンプルに深みを出している。
キース・エマーソンあたりのロックオルガニストは、おそらく必ず 5-1/3' などを混ぜて音に澱みを出していると思われるが、ワルター・ワンダレイの場合はスッキリとした音に拘ったのだろう。
とオルガンの話をしていたけど、もちろんワルターあたりの世界的なプレイヤーは「ハモンド」を使用するし、ダギジンあたりの素人はヤマハのエレクトーンでの話。でもドローバーというオルガン本来の音色の倍音システムが基本的に同じでした。
今のエレクトーンって凄いんだよね。演奏者が弾かなくても勝手に機械が弾いてくれるって?
それってどうなの?実力も何も、関係ないって話なのかな?そんな楽をして発表会で演奏するなら一つ提案が。ぜひ自分で歌いながらやってほしいものです。
ごめん、肝心のワルター寸評また今度ね(笑)。