ブルックナーのテ・デウム。
たまにはこんな荘厳とした、宗教曲もいいものだね。
ブルックナーは交響曲作曲家としてかなり有名だが、元々は敬虔なカトリック教徒として、教会用の音楽を何曲も作っていたという。
2小節だけのオルガンと弦楽器の荘厳としたイントロがあって、「Te Deum (神なるあなた)を讃え」、と大合唱で始まる第1曲。あとは第5曲まであり、全体では20分ちょっとという程度の曲である。
この曲は第7交響曲と旋律的につながりが深いとのことである。
しかも、ブルックナーが3楽章までしか書かなかった第9交響曲の第4楽章だと位置づけている研究者もいるということで、第9交響曲とテ・デウムがセットになったイベントも多いそうだ。
第1曲「天主よ、われら御身をたたえ」
第2曲「御身に願いまつる」
第3曲「とこしえに得しめ給え」
第4曲「御身の民を救い給え」
第5曲「主よ、御身により頼みたてまつる」
演奏:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、指揮:ズビン・メータ、合唱:ウィーン国立歌劇場合唱団
(you tubeはカラヤン&ウィーンフィル)
そういえば合唱をやっているKさんさんは、その後立ち直ったかな?