カテゴリ:第九参加レポート
「夢の武道館 in 第九」の練習で、”西本智実氏のサプライズ登場!”があったわけですが、指導の内容の主なところを、簡単にメモしておきます。
まず西本先生は、メリハリと強さに欠ける、日本人的な発声と発音が、 ひじょーに気になるようで、そこを、何度も何度も指導されました。 ・単語の頭の子音をしっかり発音する。たとえば、Zauberとかwasとか。 (勢いよく発声しないとダメ。) ・口は縦にあけるイメージで(特にO。)、”大人の声”を出して。 ドイツ語特有の発音もしっかりやることを望まれてます・・・ 確かに、ドイツ語の発音に気をつけて歌うと、だんぜん雰囲気出ますからね~ ◆ 少し食いつき気味に。 武道館は広いので、指揮者をスクリーンで映すのですが、 それを見て歌うと、どうしてもタイムラグが出るとのこと。 かといって、直接指揮を見ても、武道館の場合、 合唱隊に背を向けて指揮する形になるので、身体で隠れる部分が見えず、どうしても遅れがちになる。 なので、食いつき気味くらいのつもりできてくれて丁度とのこと。 逆にいえば、ちょっとでも躊躇気味に歌いだしたら、ぜったいタイミング的には遅れるってことですね・・・^^; このへんの感覚は、「1万人の第九」を経験してる人だと分かりやすいのかも? ◆ 楽譜を見ないで、指揮者を見てほしい箇所がある。 指揮者を見ないと合わない箇所や 表現上の問題で、楽譜から顔をあげてほしい場所があるので、 そこだけは歌詞を覚えて、楽譜を外して欲しい、と。 でも、今回の練習で思ったのは、 やっぱり歌詞を暗譜して、指揮者を見るくらいの余裕を作っておかないと、 歌う楽しみは半減するってこと。 もちろん、楽譜を見ながら歌っても楽しいことは楽しいんだけど、 楽譜なしで歌うほうが、思う存分楽しめそう。 しばらく第九を歌ってなかったので、歌詞を忘れてるところ多かったけど 本番までには、ちゃんと覚えていこう。 そのほか、ブレスやアクセントの場所などについての指示も出てました。 また、ソプラノの人は、313小節”Kusse"からのところは、 音符どおりに歌おうとすると音が下がりがちになるそうなので注意。 ”ファミ、レミ、ソファ・・・・”だと、ミ・ミ・ファ・・・が主音で、 その前につくファ・レ・ソ・・は装飾音。 主音を意識して歌わないとダメだそう。 ラジオでも、西本先生がアドバイスをされているので、 練習に出れない方は聞いておくとよいと思います。 ↓下記HPからオンデマンドで聴けます。 ・西本智実 夢の第九コンサートへの道
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
August 15, 2010 05:44:23 PM
[第九参加レポート] カテゴリの最新記事
|
|