カテゴリ:相場の歴史
「酔っているな卿は」
「俺はしらふだ」 「酒にはではない、血の色をした夢に酔っている」 「夢は醒める。さめたあとどうなる?」 「夢かもしれんが、いずれにしても俺の夢の話だ。卿の夢ではない。どうやら接点も見出しえないようだし、もう無益な長話はやめよう」 このTVゲームは株と人生の縮図。 いまだクリアできずに退場をくりかえしている。 退場の理由がトレードの内容と無関係なところで発生する。 退場の原因と、自分の現在のやっていること、境遇を鑑みて愕然としそうだった。 いったん夢に醒めた以上、醒めたあとの対処を講じておかなければならない。 【覚書】 勝ちパターンさえ固めれば、レバレッジ一点集中投資は整数倍で資金が増えていく。 何も50%や100%を求めずともよい。10%りかくの全力レバ回転でも問題なし。 当然どこかで曲がるときはある。そのときは損切ればよし。 それでもなお利回りは破格である。 ここでの勝ちパターンは業界紙のみの情報で指値でケチらずさっさと成り行き売買。 もっと儲かるパターンがあるかもしれないけど。 トレードの中身以外のところで退場になる。 世話になったお医者さんへのつけを伸ばしてるだけでアウト。 多額の借金を持ち歩いていたら盗人に根こそぎ持ってかれて、借金を返せずにアウト。 誤発注を数回繰り返しただけでアウト。 体力減退、ストレスも行き過ぎるとアウト。 ある程度資産がたまったところで退場になると やり直す気力がゼロになる。 でも翌日になると懲りずに再チャレンジ。 負債を抱えてリスタートではないからね。 やればやるほど人生のいろいろな想定外の事態と遭遇して面白い。 これはキャッシュフローゲームと対抗できる良質なゲームだぞ? 下手な本を薦めるよりいい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|