カテゴリ:歴史書
アメリカ資本主義信者ならばどう考えても90点以上つけるでしょう、この本は。
それくらい株式投資のすべてがここに詰まってるといってもよい。 普通の個人投資家なら、この本だけ所有してあとの本は全部捨てた方がいいですよ。 ただし、年利20%が急成長だと思えて、それに満足できると思える人向けである。 【ミレニアムへの序章】 ・1929年はじめから1982年までにダウ平均はたった4倍にしかなってない。 →成熟市場の資金効率の悪さ。 ・発明に関連した新産業は新企業を無数に生むが、生き残るのは数社。 ・市場チェックは騰落レシオをみる。 ・1987年10月19日、一瞬世界が終わりになるのか景気後退がくるのかウォール街のみが狂ったのか判断できなかった。 【アマチュアの強み】 ・銘柄購入に40%くらいは失敗している。 ・はじめに買った株の利益で大学院を卒業した。 ・証券会社の推奨株になり、経済誌で紹介され、アナリストが何十人もフォローするようになったら天井。 ・33歳からはじめたFM;マゼランファンドを12年間運用し、資産を20倍にした。 【株式投資家になるまで】 ・株のことを知りたいなら、キャディのバイトは理想的。 【ウォール街の矛盾した表現】 ・66~88年にかけて日経平均が17倍になってるのに、ダウは2倍にしかならなかった。 →投資場所の選び方;エマージングの大事なポイント。 ・アマチュアのように考えるように努めた。 →プロの発想からの差別化のためでもある。 【これはギャンブルなのか?】 ・ダウは66年に高値をつけ、73年までそれを抜けなかった。72~73年の高値は82年まで超えられなかった。 →地合いによっては、長期にわたって市場が停滞する場合がある。 ・ポーカーでコンスタントに勝つ人はうまくいっているときは思い切った勝負をし、勝算が低いとさっと降りる。 時には損をしたり予期せぬ出来事にあうことをしっかり自覚している。 やる気が出たら続きを後日に・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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