カテゴリ:歴史書
投資による見果てぬ帝国を目論んでいる人なら70点、それ以外の人なら30点以下。
バリュー投資からスタートした オーソドックスなロングショート戦略の3大ヘッジファンドFMのひとりだった。 ただしどういうルールでショートを組んでたのかと、 資金が大きくなったあとのグローバルマクロ戦略については 予想通り内容が不明である。 今必要なのは、日本株バブルの時期の記事であろう。 今現在の中国にどの程度当てはめることができるか。 【新たな時代の幕開け】 1988年春時点; ・日本株は異常な高騰を続けていた。政府・産業界・労働者間のユニークな協力関係によって日本の株式市場は永遠に上がり続けると信じられていたのである。 ・日本株は空売りするかまったく無関係でいるかのどちらかにすべきだ。 ・自己資本利益率や総資産利益率、益利回りでは世界平均を下回っていた。 ・楽観論の横溢という状況そのものがやがては崩壊に至るだろうという確かな兆候だったのである。 ・もし日本の投資家がアメリカ市場から姿を消せば財務省は国債の消化に困難をきたすので金利は上昇して株式市場は凋落するだろう。 1)アメリカの消費者は過剰支出している 2)アメリカ経済は日本に依存している 3)日本人は売るという言葉の意味を知らないどころか、株価が下落しうるということさえ信じていない -------------------------------------------- こんなことはいまさら述べなくてもわかりきっていること。 儲けの源泉をどこに作るか、だ。 毎度毎度ほとんど儲けることができないのだが・・・ ロバートソンはクラッシュするまでずっと日本を売り持ちしていたようだが、 とくに大損物故くこともなくそのまますぎてしまったようだ。 当時の日本は他国と比べて指標的に割高だったようだが 今の中国はどうだろうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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