カテゴリ:相場の歴史
このひとはゴードン・ゲッコーか?
最強ではないでしょうか。 得意のマルパクリです^^自己万ブログさ。 字数ぎりぎりまで。 あとは、考え事。 トルコの妙味についてお教えください。 →相対ヴァリュエーションですね。 無償?で貴重なお話をしてくださる意図はなんでしょうか。”Chosen ones”? →つまり趣味でやっているんです。こんなこと、ビジネスだと思ったら馬鹿馬鹿しくて出来ませんよ。 きわめて基本的なことですが、中長期的に新興国通貨が強くなり、円が弱くなるとすると、 ドル円との関係はあるでしょうが、ADRでBRICS諸国の企業を仕込んでいくのは通貨に関するリスクヘッジになるのでしょうか。 →僕の通貨に対する考え方ですけど、先進国間での通貨の動き、 例えばドル・円とかユーロ・ドルとかは僕が考えてもはじまらないし、時間の無駄だと思っています。 皆さんは円ベースの投資家であり、世の中のものごとをとかく円を起点に考えがちですけど: 1. そもそも為替なんて予想することが困難 2. 動いたってたかが知れている などのことから気苦労ばかりで全然儲けにつながらない考察だと思うんです。新興国で通貨を論ずる際は、 通貨危機が来ないだけの強固なファンダメンタルズを自分の投資先の国が具備しているか? それだけを心配すればもう後はやることはありません。 そんなことより、次に倍になる株を血眼になって探しまくってください。 VISTAの中で一番有望な国はどこだと思われますか?私はインドネシア・トルコと見ていますが・・。 →僕はインドネシアはきらいです。足下のインフレ動向が心配だからです。 香港証券取引所(0388)の足元の上げはどうお考えになりますか? 将来的な本土の証券取引所との統合を意識した上げと見ることもできますが。。。 →これはとても難しい質問です。ご存知のように香港証券取引所の株は本土投資家の香港株解禁やM&Aの話で急騰していますけど、 若し本土と香港の株式市場が一本化されたら、中国政府は香港取引所のマイノリティー株主の面倒はあまり見ないんじゃないかな? という気がするのです。 『BRICSを少し上がった位で利食うな』と仰いましたが、個別のネガティブなニュースにはどう対応するのですか? 具体的には今回のLDK。100%以上の含みがあっと言う間に僅かになってしまいました。粘って粘ってくたびれ儲けでした。 →LDKの利食いが目減りしてスミマセン。でも僕はLDKには悪いニュースが出た後は粘ってくださいとは言いませんでした。 LDKのストーリーは他の成長株と少し違っていて、目先は爆発的に業績が伸びるけど、 その後は?という極めて短期的なものなのです。それは何度も口をすっぱくして説明していると思います。 シリコンの不足で今はLDKのようなシリコンのリサイクル屋は大もうけ。でも将来はシリコンは別に枯渇する資源ではないのです。 早乗り、早降りを僕が薦めているのはそのため。 オユトルゴイ鉱山の金増産は金価格の下げに結びつくのではありませんか?その場合金鉱株もつられて下げませんか? →いえ、その心配はありません。なぜなら世界最大級の金山といってもそれが全体に占める割合は極めて小さいからです。 中国のネット関連株の今後をどのように展望なさっていますか? →今が佳境。 金融資産ブームから実物資産に変わるとの事で金についての詳しい説明がありましたが、 食料や穀物の動きについて具体的に教えてください →食糧や穀物は今、どんどんグローバル化が進んでいます。だから海運会社の景気がいいんです。 オイル・ショックのときは砂糖は暴騰しているんです。次はここです。 BRICsでボラティリティの一番高い国はどこですか? →う~ん、虚を突かれる質問でした。たぶん、、、、ブラジル、、、かな?。 後で調べておきます。 MXI や IXC といった資源・エネルギーETF より個別株がいいですか? →セクターETFも良いと思います。 造船はいかがでしょうか? →今は景気がいいですけど、来年以降はだんだん気をつけないと、、、 海運何故駄目なのかもう一度お願いします。 →まず鉄鉱石の交渉の前後は突発的な材料で下げやすいということ。 次に09年以降、需給関係が悪化するということ。 これは大事な話題なので改めてちゃんとエントリーを立てます。 今日は人民元についての言及はありませんでしたが、当面人民元レートは気にしなくていいということでしょうか? →人民元の相場なんて出来レース。みんな今後どう動くか大体見当がついているわけでしょう?。 そんなことに貴重な時間を割くのではなくて、もっと儲かる銘柄の発掘に時間を費やすべきです。 来月ベトナムに行ってきますが、どんな事に注意しながら歩くのが良いでしょうか。 はじめての国に行く時にいつも木をつけて見ていることなどあれば教えて下さい。 →今ホーチミン市場に株式を上場している会社の話を聞くのは多分、時間の無駄。 それより今後IPOされるべトコン銀行、ベトナム投資開発銀行(BIDV)やインコム銀行(ICB=ベトナム工商銀行) などの店舗をひやかしてみてください。 若しハノイにも寄るのであればオペラ・ハウスとメトロポール・ホテルの間に世銀の図書館 (ベトナム・デベロップメント・センター=VDICとか言ったと思います)があるんです。 そこで本を売っているオネエサンたちにいろんな話をきけると思います。(英語要) ロシア株etfのrsxは国内ではどこで買えますか? →大手の総合証券なら注文をつないでくれるはずです。担当のセールスの人に聞いてみてください。 A株全く下げずに巨大IPOやQDIIファンドをバクバク喰うのを見ると、まだまだ余力たっぷりに見えるのですが… →いえ、資金は無限ではありません。 クレディ・スイスの試算ではQDII全体の株式投資可能資金は最大限で2900億米ドル、 つまりA株全体の時価総額の8.6%に過ぎないとされています。また、不動玉で計算するとこの金額は25%に相当します。 現在の中国国内の運用会社の総運用資産は2500億ドルであり、 QDIIの過半数が生保や銀行ではなく運用会社によって占められると予想されることとあわせて考えると、 QDIIの資金がこの最大限の2900億ドルまでスケール・アップするのは随分先の話。 一方、最近結成された中国投資会社(CIC)の総資産は2500億ドルです。 このうち中国株にアロケートされるのは半分以下だと思います。それらのことを考えると、 いずれ相次ぐ公募で「買い疲れ」が出ると思っていたほうが無難でしょう。 海運会社は、これからまだまだ伸びていきそうでしょうか?また、タイ国の発展に寄与するのでしょうか? →バラ積み船の相場は今年から来年の前半くらいで終わるでしょう。 タイに関しては割安だと思っています。 サブプライムの余波(次のダウ調整時期)はいつ頃予想されるでしょうか? →早ければ今月中にも調整がくるかも知れません。 今のアメリカの抱える不動産の問題は日本の90年代の問題とかなり似ている部分が多いのです。 日本だってほぐすのにあれだけ時間がかかったわけですからアメリカだってかかります。 アメリカ人は未だ一度も不動産不況を経験していない人が多いので、彼らの言う事を鵜呑みにしないで下さい。 楽観的すぎると思います。 中国の教育関連セクターには今後も強気でいいですか?EDUに続く銘柄は?? →このところ数社の非公開の企業にベンチャーのファンディングが付いたと報道されています。 でも競争が激化してくると教育セクター全体に良くないと思います。 僕はリーダーの株、つまりEDUだけで十分だと思っています。 MTL。広瀬さんの電力・天然ガスに関する国策のストーリーが面白かったので、4月に買ってみました。 株価好調の理由は、石炭高ですか?主業の鉄鋼ですか?そのストーリーですか? →本業の鉄鋼の方は持ち直してきています。先日発表の決算もまずまず良かったです。 現在の株価のドライバーは極東シベリアの石炭のストーリーです。これは長いテーマ。 中国株は今は大型優良銘柄が急ピッチで上昇し小型株が置き去りになってますが 次第にこれらにお金が流れる相場になるのでしょうか、 →中国株とかBRICsをやっている人は2003年以来、勝つことに慣れっこになっていますから、 今回の中国の小型株の足踏みみたいに、ちょっと儲からなくなるとすぐ不機嫌になる方が多いのですけど、 日本株とかやっている人の身になって考えたら我々はラッキーだと思うんです。 ジタバタしなくてもかならず順番が回ってきます。 ベトナムはどうお考えですか →国としては良いと思います。今の株式市場には食指が動く銘柄はありません。 長期的には、資源国の通貨を有している方がより良いと言う事でしょうか。 →そうです。 アメリカ株の中でもグローバル企業、マイクロソフト、シスコ等はアメリカの経済が今後聞きに 大丈夫でしょうか? →まあハイテクはボチボチ良いんじゃないでしょうか?。 でも僕なら限られた自分の投資資金をアメリカ株みたいなトロクサイ投資対象で眠らせることはしません。 株式投資というのはいつも言いますけど編集の技術がとても大切なんです。 雑誌の編集者になったつもりでバサバサと要らない文章を斬ってゆく、そういう態度じゃないといつまでたっても上達しません。 先ず一番大事なアセット・カテゴリーは何か?を自分の得意不得意や知っている知らないなどの事情と切り離して 純粋な目で見極めて、それが有望だと判断したら勉強はそこから始めればいいのです。 ブラジルの不動産市場、住宅市場全般について、現状の動向についてお願いします。政府の政策、金融機関の姿勢、 不動産価格の動向などなど。お願いします! →先ず政策金利がだんだん下がっていますから住宅を庶民が買うことが容易になってきています。 ブラジルの銀行は今、儲かっているし、バランスシートが随分強固になったこともあってどこも積極経営です。 それらのことからブラジルでは住宅ブームになっています。でもブームは未だ若いです。 アセットアロケーションについて教えてください。様々なファクターに左右されると思うのですが、 一般に資産のうちのどの程度までBRICS株への資産配分が許容されると思われますか? →僕の場合100%です。 チャートの窓は、投資会社の介入が有り得るのでしょうか? →マドをつくるような買い方をするのは個人投資家が多いです。 中国のインフラ関連株は、まだまだ上がるでしょうか? →インフラ関連はそろそろ降りることを考え始めるべきでしょうね。 biduの今後1年間の値動きはどうでしょうか? →よくわかりません。右肩上がりで上がっているうちは我慢に我慢で持ち続けます。 トレンドラインを割ったら売ります。 ブラジルと比較して、アルゼンチンの今後はいかがでしょうか? →アルゼンチンの政府はインフレを隠すためにインフレの指標の項目のアイテムを入れ替えたり、 採用されているアイテムだけを価格統制したりとかありとあらゆる粉飾をしています。キケン。 サブプライムはもう忘れられたのでしょうか →いえ、まだまだこれからです。今の米国の不動産の状況は日本で言えば1991年春頃。 ブラジルのペトロブラス(PBR)を考えていますが、いかがでしょうか? →悪くないと思いますけど一番オイシイ部分はもう終わりました。 金、とおっしゃっていましたが、コモディティ全般に対して強気ですか →金とダイヤモンドは特にいいです。あとは砂糖。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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