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今年は、私にとって、人生に何度かある大きな転機の年になりました。 主人が逝って、55年の結婚生活が終わりました。 昨年のお正月は、子供や孫たちと、元気にお正月を迎えた主人でした。 毎日の晩酌も、お正月には楽しくてヒートアップでした。 ところが、 「なんか、オシッコの色が黄色いみたいだ。ちょっと呑みすぎたかな~」 と、苦笑しながらかかりつけの病院に行ったお正月明けの主人。 総合病院での精密検査が必要と診断されてから、即入院。 その時の状況は、下をクリックすると別ページで開きます。 2月13日(しばらくぶりのお知らせ)にあります。 実は、この日のブログには書きませんでしたが、 私と息子が札幌に行った時、北大病院の医師に尋ね、余命告知を受けました。 すい臓がんは肝臓への転移が見られ、このまま何もせず癌が進行すれば、余命3ヶ月と。 信じがたい事でしたが、この後は、以降のブログにある通りの経過です。 そして、主人の今年のお正月の年賀状は、昔の版画を使っていつもと変わらず出しましたが・・。 主人には最後の年賀状となり、その2か月後逝きました。 今年は残念ながら、喪中のお知らせを、私が出す事になりました。 主人のいない生活が10か月も続いているけれど、まだ本当の実感が湧いていません。 子供や孫たちが、相変わらず毎日のようにうちに来てくれるので、寂しさも紛れます。 向かいのマンションに住む小学生の孫は、うちの2階のお部屋がお気に入りで、毎晩泊まりにきて、ここ1年はすっかり彼の寝室になっています。 クリスマスには、娘のところで賑やかに夕食を撮りました。 婿殿は、大きな北寄貝(ホッキガイ)2個を私にプレゼント。貝を刺身に裁くのは私。 マオちゃんはクッキーを焼いてくれました。 実は、数日前、マオちゃんに「おじいちゃんの好きな花はなんだったの?色は?」と訊かれて「シャクナゲのピンクの花」と、答えましたが。 「シャクナゲのお花が売っていないので、同じピンクのお花をプレゼントする」 そういって、仏壇に供えてくれたのは、見事に大きなピンクのカーネーション1輪でした。 亡くなってもクリスマスプレゼントを貰った主人です。 隣の息子たちからは「これが1番かな?」て、届いたのが「いくらの塩漬け」大好物です。 私の事、良く分かってるし~~(*^-^)ニコ アオちゃんが、手造りのピザ2種類を切ってお皿に載せて届きました。 実は、その昼間、「牛乳が足りなくなっちゃったの!カップ1杯ちょうだい~!!」 ってアオちゃんがうちに飛び込んできたのですが、これ作っていたんだね(笑) とっても、美味しくてお店のピザのように美味しかったです。 娘宅でのクリスマス チキンは娘が焼きました。とっても上手に焼けて、皮目が美味しくて奪い合い(笑) 生きていたホッキ貝は、活ほっき刺身へ。 娘は中学生の時から、お菓子作りが好きで良く作っていました。 フルタイムで働いていた私が、帰宅するとオーブンからいつも漂うお菓子の香り。 「お願いだから、お菓子じゃなくて、夕飯を作ってくれ~~」と叫んだものです(笑) その娘の弟子となりつつあるマオちゃん手作りのクリスマスケーキ とてもかっこよくて美味しかったです。 私は、たこ焼きが食べたくて、タコ焼き機と具材を持って行きました。 我が家には、鍋とグリルとたこ焼きの卓上の3点セットの器具があるけど、鍋と焼肉グリルしか使ったことが無い。 たこ焼きは使った事が無くて、作った事もない。 (主人がお好み焼きやたこ焼きを食べない人でした) 普段は、見たこともない、クックパッドを真剣に見ましたよ~~私(笑) 山芋をせっせとすりおろし、干しエビをすり鉢で擦り、だし汁と小麦粉と卵と混ぜて・・。 こんな濃度でいいのかしら? キャベツは千切りだと思ってたら、みじん切りだったの? 途中からいい加減になっちゃいましたが、見た目は悪いものの、ふわふわに焼けたたこ焼きはとても美味しかったです。 毎年、大みそかの夜には、息子家族や娘家族が三々五々集まり、食事をしたり年越しそばを一緒に食べていました。 今年も一緒にお蕎麦食べようねと子供たちが言います。 主人がいないのは寂しいけれど、いつもと変わらずみんなで年越しをする事を喜んでくれると思います。 多分 仏壇に献杯をする前に、きっと真っ先にテーブルの席について吞んでいる主人がいそうです。 皆様もどうぞ良いお年をお迎えくださいませ。
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