お正月早々　もう２０年も使い続けていた　ステンレスの２０ｃｍ両手鍋が壊れてしまったのです。
いえ、鍋本体は大丈夫なんだけど、取っ手がね、経年劣化と熱にやられてぼろぼろでついにネジから外れて落ちてしまった。
まあ、気に入って使い続けてきた鍋だけど、２０年過ぎればもう充分お役目ご苦労さまでしたという時期なのでしょう。

これは、３０代でちょっと体調を悪くしていて
食事の健康法として丸元淑生さんの料理指南に凝っていたときに入手した鍋でした。

彼のお勧めは　ビタクラフトの５層構造鍋でしてねえ、アルミの鍋はアルミのイオン化した成分が料理に混じるのでよくないとか、ビタクラフトの鍋は無水調理ができて　野菜も蒸し煮ができて　ビタミンその他の栄養価を保つ効果が高いとか　とにかく　ビタクラフト絶賛なのでした。

そうか～、ステンレスの多層鍋がいいのか～と　思ったものの、そのビタクラフトのお鍋ってお値段もハンパなかった。

普通のおおきさの両手鍋で２万近く平気でしたんじゃなかったかな。

で、つましい性格の私は（買えるお金がなかったわけじゃないのに）そんな大金を鍋なんかに遣えるかぁ、だったんでしょう。
とりあえず石神井公園駅まえのスーパーでステンレスの３層構造鍋を買って　使うことにしたのでした。
確か２千円くらいだったんじゃなかったかな。

ん～、さすがに５層構造鍋とは使い勝手が違って　普通の鍋としてしか使えなかったにしろ、底が厚い構造で、カレーなどの煮込み料理やそばやパスタの煮る料理に重宝してきました。

それが　だめになっちゃったのです。

でね、内心思っていたことがあったのです。
以前から　この鍋がダメになったら、ちゃんとした多層構造の鍋を買おう♪って。

今は２０年前と違って　ネットがあるので、どういう鍋を買うか　何が評判いいか、下調べは簡単です。

で、検索して　よさそう♪と　選んだのが　ジオ‐プロダクトの７層構造鍋でした。
２０cmの両手鍋でネットでは７０００円前後。
ビタクラフトよりはだいぶお安いし　しかも日本製なのだ！！

地元のホームセンターでも多層鍋は売っていたんだけど、比べてみたら　ジオのシリーズよりはちょっと値段が高くてしかも中国製。

今回はジオにしよう！と　ネット経由で注文して。
昨日届いたのです。

まあ、ステンレス鏡面仕上げで　ピッカピカであります。

昨日さっそくゆで卵を作ってみて。
最初の料理がゆで卵でしたが、これ使うと　水大匙２杯　４分弱火で加熱して、あとは火をおとしてフタをしたまま４分。
それで、ゆで卵になっちゃうんですよ。
本当にそれでできましたよ。

で、今日はお昼にカレーを作りましたよ。
とにかく強火は使わない。（取っ手が熱くなるほどの火の強さはダメだそうな）
最初は中火　煮立ったら弱火。
少量の油で焦げ付かず　肉や野菜も炒められました。
保温鍋ほどじゃないにろ、鍋自体の保温性も高く　放置してるだけで煮込みもある程度はできるみたいです。
ガス代の節約にもなりますね。

いい買い物したなあって、なーんか　すごく嬉しくて満足。
o(*^▽^*)o~♪

こんなんなら、２０年前にいい鍋買っておくんだったかもかも。なんても思うんだけど。
今の時期だから　この鍋に出会えたのだしね。
一生モノになるだろうから、大切に丁寧に使います♪

本当にいい品物って、そこにあるだけで　なんか気持ちが嬉しく元気になるものなのね。
（あ、鍋としては太っ腹の１５年保証ですって。すごいぞお）