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カテゴリ:日常生活
紫ヴィオラ
私は、ずーっと威圧感のあるタイプの人たちが苦手でした。 つまり、会社の中におわすお局さまタイプや、地域の集まりに現れるむやみに高飛車に人を指図するおばさまとかですね。 実力があって、責任感があってやるべきことをやれる人なら 拒否感は起きないのだけど、自分はうまいこと責任からはずれたところに逃げて 人をうまく使おうとする人がけっこう多かったりする。
でも、私は小さいころから自分の周りに順応せねばならない、人に逆らうと自分が危ない目にあう…と無意識層に書き込まれてしまっていたらしいのです。 小さいころから 基本的に人に逆らわないいい人をやってました。 自分の本当の思いより その場の雰囲気とか 強く意見を言う人とかの方を優先していたわけですね。 実際は、それをあまりに長くやってきてしまっていたので、自分の本当の気持ちさえわかんなくなってしまっていたところまであったのです。(爆)
まあ、威圧感のある人への苦手意識というのは、そういった自我の押しの強さでもってこちらに接してくる人への拒否感だったのだと思います。
私はいい人や善人の着ぐるみを着て、それを自分の防御壁にして この社会に適応しようとしていた。 そして、その着ぐるみを作っていた材料は、他人や世界に対する警戒心、そして怯えでした。 ここ数年の自分の内部への旅は その自分の構造を明らかにして、自分を構成しなおすためのものでした。
でも、その着ぐるみ脱いだら、世界が鮮やかに顕れてきました。 今、以前とは世界や人が全然違って見えます。
支配欲の強い人ほど、実は怯えがすごくあります。 怖いから 人に強く出て、人を従わせずにはいられない。
本当は人は怖くないのですよ。 世界もそう。自分の怯えが世界に映って見えているだけなのです。 怖がらなくていいからね。 ゆったりと息をして、自分の世界を守ってやってゆきましょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年10月18日 13時31分17秒
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