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カテゴリ:日常生活
今日の昼、化粧品のセールス電話がありました。 そういった電話はずいぶんひさしぶりです。 私は自慢じゃないが、女らしいおしゃれにはとんと縁がなくて、特にも田舎にひきこもってからは、ほとんどまったく化粧もしなくなってしまった。 洗顔は、普通の固形石鹸を泡立てネットでふわふわ泡にしてしているし、そのあとで自家製化粧水をはたいてそれでおしまいです。 今日の電話は 40代以上の女性向けに開発された化粧水とかで、小じわや肌のたるみに効果のある成分が入ってるのだそうです。 最初からお断りした方がよかったんだけど、セールストークしている若い女性が でねぇ、セールストークもまた 人と人のコミュニケーションなんだけど、この子はあまり成績伸びないだろうなあ、と思ったのでした。 最初に美容に興味のある人間か、どんな化粧品を使っているのか、今使っている基礎化粧品になにか問題を感じることがあるか、そういった切り口から始めないとねえ。 で、なにか問題があると感じているとか、話に乗ってくれそうと判断した段階で お勧めする化粧品の内容説明に入る。 牧場に行って、馬に水を飲ませてみたいなら、ちゃんとお金を持っていて のどが渇いている馬を見つける能力を養え、ですよ。(笑)
彼女は一生懸命、たぶんマニュアル通りの説明をしてくるんだけれど、こっちに押し付けてくるだけで 相手との会話ができていないことに気づいていないのね。 で、結局 私は肌にナチュラルじゃないものをつける気にはなれないです、とお断りしたんだけれど、あとに少し苦い気持ちが残ったところをみると、彼女も嫌な気持ちになってしまったんだろうなあ。 何事も経験なんでしょうけれど。
電話を切ってから、そんなことを つらつら考えてたんだけど でもね、そういった本当はなくても全然かまわない品物って 今の日本にはもうもう山ほどあふれかえっているのですよねえ。 例えばテレビのCM見ていても、ほとんどの品物は必要のないもの、だ、と思う。 化粧品とか、シャンプーとかかつらとか 軟骨成分の入ったサプリメントとかね。 化粧品もシャンプーもなければ困るものだろうけれど、ドラッグストアの棚一杯数えきれないほどの種類並べる必要ないんじゃないかなあ。 あんなに数多くの種類の中から自分の好みをひとつ見つけ出して使うのが豊かな生活ってんだろうか?
まあね、私は肌はボロボロ、しみだらけだし、しわも増えて白髪も多いけれど それが私の内心自慢のおしゃれなんですよ。 ただ、私のおしゃれはマニアックすぎて 武道しててしかもある程度以上上達してる人にしか見えないのが ちょっと残念ね~~~ではあります。
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