このイラスト、今までの通り、ＸＰノートで　処理しました。
やはり、慣れたソフトが使いやすいなあ。
同じデリーターのシリーズの新しいイラストソフト入手することにしましたよ。
ＸＰノートがいよいよ怪しい動きが増えてきていて　これ以上はもう無理…と判断しました。
悩んだけれど、プチ贅沢を自分に許すことにしたのです。
これからも　もっと絵を描きたいと思っていることですしね。

先日　家の入口近辺の草取りをしていたら　知らないおばあさんが話しかけてきました。
少し足が不自由らしく杖を突きながら歩いています。

私はどうも　人への興味や記憶があまり働かなくて　見覚えがないぞ、と思ったのだけれど
ちょいと前に近所の古い長屋に越してきて一人暮らしをしている方だったらしいのです。

今住んでいる所は古くて不便だけれど　その分家賃が安くていい。
でも、大家さんが長屋をつぶして駐車場にしたい希望があるらしく　出て行ってほしいというような態度をしている。

どこか　安く住めるところを知らないだろうか？
というような話でした。

私も世間をほとんど知らないまま暮らしているので　そういう安い貸家はわからないのだけれど、
そこを糸口にして　話が続きました。

年金が少なくて、今の場所だからなんとか生活ができるけれど、
生活はぎりぎりだ。

私は竹籠づくりが得意なので，足が達者なら山に行って笹竹採ってきて竹籠編めるのに…なんてことを言うのですよ。

竹籠なら　今欲しい人多いんじゃないかな？
編んでお土産物店にでもおけばきっとお金になるに違いない。

私お手伝いしましょうか？

いっしょに山に行って採ってこよう、と　持ちかけたら  （山の道端までなら車で連れてくことできるもんね）
山に行くと　熊が寄ってきて危ない。
娘に頼んでも　熊が怖いと断られた、と言うのです。

「熊だったら　鈴鳴らすとか　ラジオ鳴らすとか　音たてれば寄ってこないでしょ？」と
言ったら

「今の熊は　昔の熊とちがうのす。今の熊は人の音すると　むしろ近寄ってくるから危ねのす。」と言います。

最近の熊は人の食べ残しなんかの味を覚えてしまって、人の気配がするとむしろ近づいてくるとのこと。

なんか　本当に自然も動物も変わってきてしまっているんだなあ。と　ここでも思ったのでした。

今話題の野生動物避けの　電気柵ですが、こちらでもよく見かけます。

山際の田んぼや畑には本当にぎっしり張り巡らされています。

数年前にそのことに気づいて　友達に聞いたら、山から鹿が下りてくるので　鹿避けだ、と教えてくれました。

鹿もすごく増えているらしい。

田舎はみんな老齢化が進んで　山の手入れも行き届かないし、里に下りてきて被害をもたらすあれこれの動物も増えている。