太極拳と正中線
だいぶ前の話なのだが、テレビ番組『オー○の泉』という番組のゲストが榎木孝明氏といので見てみたのだった。この番組は普段は見てないのだが、榎木氏が気の力で人を倒す…ということをするらしいと前に読んだことがあって、そこのところに興味があったのだった。で、榎木氏は古武術の使い手だったということがわかった。人が立つときに色々な姿勢がある。正中線というものがあるらしい。その正中線を保つ姿勢だと前から後ろから横から押されても姿勢は崩れないのだが、ずれているとちょっとした力で人はよろける。このことは私はよくわかる。太極拳でもまったく同じなのだ。太極拳を習っていて、よく言われるのが姿勢をまっすぐにいつも背筋を正しく保つこと。股関節を柔らかく、バランスを取ること。正しくバランスが取れた姿勢なら、どこから押されてもだいたい大丈夫。でも、そうじゃないと人差し指一本の力でよろけるのだ。この頃、私も前よりは少しは太極拳が上達してきていると思う。人の姿勢を見て、どこを押せば倒れるか…が大体わかる。うまくすれば、榎木氏ほどではないが、立ってる人の姿勢を崩すくらいはできるかもね…とも思う。なんだコイツ!って思われるからやらないけどね。(ノ*゜▽゜*)ニパパパ