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2005年11月23日
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カテゴリ:ニュース
11月16日付の
日経産業新聞に
圧電セラミックの新しい成形法に関する記事を見つけました!

圧電セラミックとは?

圧力をかけて変形させる→電気をうむ
電気をかける→変形する

という機能を有するセラミックのことです

どこに使われているのか?

1.インクジェットプリンターのインクを押し出す役割として
  (電気をかけて圧電セラミックを変形させて押し出す)

2.超小型モーターの回転軸(芯)を回すための振動を与える役割として

使われているそうです

何が気になったのか?

というと
インクジェットプリンターのインクを吹き付けるヘッドって
左右に動いてますよね
エプ・ン製の物なんて驚くほど揺れます
で、皆さん
紙と同じ幅のインクを吹き付けるヘッド

あればこんなことにならないのに
なんて思ったことありません?
では、
何故今までないかというと
この圧電セラミックの形成&組み立て方にネックがあったためです

じゃあ、その形成&組み立て方とは?

<従来法>

圧電セラミックを作る→接着剤でヘッドに貼り付ける

圧電セラミックがいかに均一にヘッドについてるかで
そのプリンターのインク使いの器用度が決まります。
するとこの方法だと接着剤を使うため均一に貼れる限界が
出来てしまいます。(現状は5cmくらいが限界)

そこで

<新製法>

圧電セラミックを原料のまま直接ヘッドに吹きつけ堆積&形成する
(AD法:エアロゾルディポジション法)
が開発されました。

この吹き付けるという発想が新しく
この方法だと実質ヘッドと圧電セラミックの密着性の均一度に
制限はなく紙の幅と同じサイズのヘッドができます。

現にブラザーさんがそんなヘッドを試作したところ
A4用紙を毎分170枚印刷できるそうです。(試作機)

このような問題をブレイクスルーする発想に
いつも興味を惹かれてしまいます。

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AD法について関連記事

全く加熱せずにセラミックス膜を形成
膜厚は従来法が苦手な1~数十μm





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Last updated  2005年11月23日 22時08分37秒
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