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カテゴリ:古谷 剛彦
金曜日は、古谷が担当します。
開幕してから、カテゴリー別に毎週重賞が行われているホッカイドウ競馬。今週は9日に、古馬中距離重賞「コスモバルク記念」が行われました。10日に「千葉サラブレッドセール」が開催される関係で、9日のうちに羽田へ移動しなければならず、「コスモバルク記念」をライブで観ることはできませんでしたが、新千歳空港でスマホを観ながら、ラップタイムを計測するという、周りから見たら怪しい人間をやっていました😅 ベルピットが少しアオってゲートを出て、前回のような逃げは打てないと思った瞬間、シルトプレがジワーっと先頭に立ち、ペースが遅かったこともあり、ベルピットがスンナリ2番手に取りつきました。淡々とした流れの中に、シルトプレとベルピットが最初からマッチレースを展開していた時には、気持ちがソワソワしました。オールドファンなら、テンポイントとトウショウボーイの「有馬記念」を思い出すところでしょう。個人的に採ったレースラップは、 13秒6-12秒0-12秒6-12秒7-12秒7-12秒5-12秒1-12秒4-13秒0 前半3F38秒2-5F63秒6、上がり3F37秒5 シルトプレは決して無理なラップで運んだわけではありませんが、常にベルピットに突っつかれた上に、3コーナーからベルピットがシルトプレを交わしにかかり、残り600mの時には半馬身外まで並び掛けていました。ベルピットの上がり3Fは、公式で37秒5となっているので、レースラップと全く同じですが、その直前からスピードに乗せていき、そこから12秒1と自らペースアップして後続を突き放していく形となったので、交わされた立場のシルトプレは苦しい展開になりました。 ベルピットは直線独壇場。シルトプレがパッタリ止まった時に、転入初戦のスワーヴアラミスが2着に追い上げました。人気サイドの決着でも、着差は想像を超えるほどベルピットの成長力、充実度が他を上回りました。 (ベルピット。写真提供:山中博喜氏) 開幕しての初戦が、自ら逃げて上がり3Fすべて12秒3でまとめあげました。そのレースラップを見せながら、角川調教師と桑村騎手に話を伺うと「完全に一皮むけましたね」と、その先を見据えていたような自信を感じました。その辺りの話は、「ふるやっちチャンネル」の予想動画の中で話しているので、レースは終わりましたが、ぜひご覧頂ければと思います。 ベルピットの関係者の皆様、おめでとうございました! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年05月20日 09時20分46秒
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