盛りだくさんの1週間。
日曜日担当の高橋華代子です。 先週はいろんな出来事がありました。 今年の東京ダービーは本橋孝太騎手がエスコートした6番人気カイル(浦和・小久保智厩舎)が優勝。 前取材の際に、関係者からもどの馬が勝ってもおかしくないと言われていた大混戦ムードでしたが、その状況を打破したのが浦和生え抜き馬のカイルでした。 カイルは南関東牝馬二冠馬トーセンガーネットを姉に持ち、デビューから非常に安定した走りを見せてきて、前走の羽田盃は1コーナーで不利があるなどスムーズな競馬ができない中、優勝したミヤギザオウから0.5秒差の6着。 念願の重賞制覇を、この大舞台で決めることになりました。 一方、羽田盃馬ミヤギザオウはゲート内でのアクシデントにより負傷し競走除外になりました。競馬は何が起きるかわからないことを改めて実感。 不幸中の幸いで、ミヤギザオウは大きな怪我にはならなかったそうで、この後は放牧休養に入って秋に備えるそうです。 今回はとても残念な結果になりましたが、帰ってきたらまた大きなお仕事ができるように願っています! なお、2着だったのは12番人気だったクライオジェニックで、これまで先行していた馬が後方からメンバー最速の脚で突っ込んできました。 もちろん勝つことが一番ですが、このクライオジェニックの奮闘には、安藤洋一騎手&藤田輝信調教師の師弟コンビも非常にうれしそうでしたし、周りの人たちも勝ったかのように祝福していました。 そういう姿も非常に印象的だった今年の東京ダービー。 この東京ダービーで、重賞4勝馬トロヴァオが誘導馬デビューをしました。引退後、つきっきりで誘導馬としてのお仕事を教え込んできた坂口さんを背に、堂々と立派に誘導していたトロヴァオ。 トロヴァオ(向かって左)を囲んで、ボンネビルレコード、ナイキスターゲイザ、クリールマグナムもみんなで寄り添って、大一番でのお仕事を無事に終えました。 南関東で大活躍した快速馬ルックスザットキルのお子様ドレスドトゥーキル(大井・米田厩舎)が優勝し、南関東での産駒初勝利になりました! ルックスザットキル産駒は頭数は少ないですが、岩手では早々初勝利をあげていて、南関東の子供たちも非常に堅実に走り続けています。 こちらがドレスドトゥーキル。 やはり、こういうゆかり深い仔の活躍はうれしいものですね(^^)/ 笠松から期間限定騎乗を終えて田中洸多騎手が大井と小林に帰ってきました。 田中騎手は小林牧場に所属しているので、この大井開催中は大井競馬場に顔を出して皆さんにご挨拶していました!次の大井開催から騎乗予定ということです。 身長も伸びて、雰囲気も以前よりたくましく見えるようになった田中騎手。 田中騎手といえば、宮城県仙台市出身で東北楽天ゴールデンイーグルスのファンであることは有名です。 楽天イーグルスファン歴で言えば、わたしより大先輩(笑)。 ちょうど取材の時に、楽天イーグルスは失速真っただ中だったので、今年もこのまま沈んじゃうのかなぁと2人で心配していたところでしたが、最近の戦いぶりはまた復調の兆しを見せてきたでしょうか。 毎年、失速してまた上がるのは見たことがないような……今年は例年と違うところを見せて欲しいと思います。 最近はコロナ前の楽しみを取り戻している方も増えてきていますが、わたしも帰省兼ねて今シーズン初めて楽天生命パークで試合を見てきました!その話しはまた改めて。 これまで通り感染対策は十分にしながら、趣味も充実させていきたいです。趣味は大事。生きる活力。 クラッチくん( *´艸`)