カテゴリ:暮らしぶり
今回の北海道での地震。
実家は幸い、停電を経験しただけですが 全貌がわからない不安、刻々とかわる状況を通じて、IT音痴の老夫婦の備えについて、考えさせられました。 滞在中にできることは、あれこれと仕込んできました。 老夫婦の防災知識をイマドキ仕様に多少はアップデートできたかな(^_^;) 先日の備忘録と重複することも多いけれど、同じように離れて暮らすご両親が心配な方の参考になれば幸いです。 情報源をどうするのか?乾電池式ラジオ なにはなくとも情報が入るだけで安心します。 状況に進展がなくとも、人の話し声を聴くだけで安心します。 テレビよりも、自分に話しかけてくれている感じがとても心強く感じました。 乾電池タイプ、最強です(笑) なんといっても長時間聞けて、電池がある限り安心。 お高い電池はいざというときの安心感が違います。 ここはケチらず、長持ちする電池をぜひ♪ ワンセグ対応タブレット 孫の写真をスライドショーで楽しむフォトパネルが、ワンセグ対応でした。 フル充電ではありませんでしたが、充電が切れるまで、2時間弱見ることができました。 充電タイプゆえ、停電が長引くといずれ見られなくなりますが、映像、テロップ、音声とラジオよりも、情報量が多いので、あると安心。 ワンセグ対応機器を持ち、フル充電での視聴時間を確認しておくとよいかと。 機種変で用済みの私のガラケー。 ワンセグ搭載なので、フル充電&予備電池とセットで手元に残しておくことにします。 視聴可能時間も確認しておかなくちゃ。 連絡手段は複数準備すべし固定電話は停電だと使えない…知らない人も多い ひかり電話は停電だと使えません、と注意書きがありますが、NTTの加入回線でも、停電中に通じるのはコンセント不要の黒電話、留守番応答機能等の無い単機能電話機等、のみ。 停電中は留守録機能付のイマドキの電話機は使えないという認識が、両親にはありませんでした。 非常用に充電池内蔵タイプもあるのかしら? コンセントに挿して使っているものは、停電だと使えないと説明したら納得していました…(^_^;) 両親だけではなく、親戚関係もみんな口を揃えて「固定電話が通じないから、心配して携帯にかけた」と言っていたので、停電でもつながった黒電話時代を知るシニア世代に多い認識かも。 停電でも使える固定電話かどうかは、電話機のコンセントを抜いて受話器をあげたときに「ツー」という発信音がするかどうかでわかります。 固定電話をお持ちの方は、ぜひ一度確認されることをオススメします。 固定電話、携帯電話、最低2つの連絡手段は必要ですね。 スマホを使えるなら、LINEやスカイプ、SNS、などさらにいくつかの連絡方法を加えられるのですが… パソコンからネットにアクセスorメール こちらも停電していたら使えないという認識がなかったようで、ルーターが電源OFFだから使えないと説明はしたけれど、覚えていてくれるかな…(^_^;) 緊急連絡先のメモと公衆電話の場所 停電が長期化、充電切れになったら、連絡手段がないばかりか、連絡先も見られなくなることに気づいてヒヤリ。 固定電話を使うときも、短縮ダイヤルを利用することが多く、こちらも停電だと見られない… やはりアナログな備えも必要ですね。 緊急連絡先リストを作り、自宅保管、お財布保管、とあちこちに置いてきました。 いよいよとなれば公衆電話ですが、近所でどこにあるのか記憶になし。 実家から徒歩圏内だと、最寄り駅と区役所にはあると思われるものの、公衆電話の場所も日頃から意識しておかないと、いざというときに慌てそうですね。 何はなくとも予備の現金!当たり前ですがATMも止まります。 非常用電源で利用可能なところもありましたが、実家から徒歩圏内にはありませんでした。 1000円札と小銭で、ある程度の金額を用意しておくと安心です。 公衆電話は無料開放されていましたが、かけるときに10円玉が必要なこともあるとのこと。 コインケースに入れて保管しておくと持ち運びにも便利かと。 個人的には、最近はクレジットカードや電子マネーで支払うことが多く、お財布がふくれる小銭は持ち歩きたくない気持ちが働きがち。 いつものお財布とは別に、小銭や1000円札を入れた予備のお財布を持ち歩くようにしようと思います。 安全装置の解除方法、知っていますか?ガスのスマートメータの復旧方法 今回ガスはいつも通り使えましたが、ガスメーターが地震を検知してガスを止める安全装置があり、自力で復旧作業が必要な場合があることを両親は知りませんでした。
ガスが使えないときは、ガスメーターを確認。 手順書に書かれた通りに復旧作業をする必要があることも説明したら、知らなかった…と。 実家のガスメーター、北海道だから雪に埋もれないようにということなのかもしれませんが、背の低い母が復旧作業をするには、高すぎる位置にありました…(^_^;) いざというときはご近所さんに頼むしかないな… 他にもストーブやボイラーなども安全装置がありますよね? 解除方法を確認しておかないと! 身近な生活情報はサポートが必要身近な生活情報はツイッターがやはり早い! 特に、コンビニやスーパーなど店舗の営業情報や品揃え、混雑状況などは、助かりました。 …が、膨大な情報の中から必要な情報を検索したり、誤情報、デマを判断するのは、テレビやラジオなどマスメディアからの情報を受け取ることが当たり前の世代には、難易度が高し。 とりあえず、自治体、電気、ガス、交通機関、などライフラインの企業、地元マスコミのアカウントをリストにして、リストの見方だけは説明してきました。 ただ、こまめにチェックする習慣がないから。発信された情報に気づけない気もします… ゴミ収集日の変更も、ツイッターでキャッチできたし、自分でチェックできると情報量がグンと増えるのですが… デマや誤情報も出回るので、公式アカウント&公式サイトをチェックするように心がけなければいけませんね。 メールでもスマホでも!Yahoo!防災 ガラケーユーザーでも、Yahooのアカウントがあれば、携帯メールで情報を受け取れます。 自治体からの断水、避難所開設などの情報を受け取れます。 これならガラケーユーザーの老齢の母でも大丈夫(^o^)b 充電切れだとアウトなので、予備手段のひとつですが。 スマホならアプリが便利。 自治体発信の情報、ライフライン、交通情報などに一発でアクセスできるので、充電池が残り少ないときはアプリの情報だけをチェックしていました。 ★おまけ★あまいものは最強の癒やしアイテム 先が見えず、不安ばかりが増していく状況でも、いつも通りの時間に、お菓子とお茶をいただくと、緊張がゆるりと解けていくのがわかりました。 あまいものは、身体にとっても、心にとっても、貴重なエネルギーになりますね。 スーパーの棚はガラガラなのに、六花亭は日持ちのする焼き菓子など在庫のあるものを店頭に並べて営業していました。 おかげで、一息つきことができました。 日持ちのするあまい焼き菓子も、非常用食料として、ぜひストックしておくことをオススメします★
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最終更新日
2018.09.13 21:03:22
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