人格者が得るもの
日付変わって、昨日のことですが、福岡ダイエーホークスの王貞治監督が、監督辞任を表明しました。ガンを患っていながら現場に復帰したこと自体、偉業ですが、これで引退(もうユニフォームは着ない)ということでしょう。しかし、王さんは人格者という言葉がふさわしい人ですね。選手として野球で圧倒的な記録を作りながら、奢らず、傲慢にもならず、真面目に生きてきた人という印象が、やはりありますよね。イチロー選手がインタビューに応えて、「プロ野球界には尊敬できる人がほとんどいないが、王さんは尊敬できる数少ない人。」と言っていました。う~ん、ちょっと王さんって、人間離れしていますね。王さんを馬鹿にしたり、からかったり、妬んだり、嫌味を言ったり、そんなことはほとんど無理というか無意味という気がしますね(笑)。普通、例えば会社などの俗人達が集まる世界では、少々の人格者ではカモにされてしまい、下手をすれば無能の烙印を押されかねないところまで、足を引っぱられますよ。また、能力は高いが妬みを受けて失墜する人も少なくありません。王さんは、やはり真の人格者の名にふさわしい人物なのでしょう。しかし、「世界の王」として、人々の尊敬を受ける反面、王さん自身が「世界の王」を汚すことがないように完全に自己を律する必要があるというところが凡人には可哀想な気もします。やっぱり、私は、人格者の対極の大魔神で押していきますよ~。では。遺言相続応援団はこちらです。離婚問題応援団はこちらです。会社設立応援団はこちらです。