高いツケ
こんばんは、髪を伸ばせば長州小力、行政書士大魔神です。最近読んだ本にちょっと面白いことが書いてありました。「その場限りの合意のための譲歩は、後で必ず高いツケとなる。」相手がとても強硬姿勢の交渉相手である場合、お人好しは、つい相手の圧力に負け、合意のために進んで譲歩しがちです。しかし、合意のための譲歩は、多くの場合不満足な結果を生み、お人好しは「引っ掛けられた。」と驚いたり、後悔したりするのです。そして、癇癪を起こして要求する幼児(強硬姿勢の交渉相手)に譲歩すると、味をしめ、同じパターンを繰り返すというのです。こういうダメ人間のお人好しを例えて、こんな格言があるそうです。「譲歩者というのは、虎にステーキを与え続ければ、次第に草食動物になってくれると信じている、とんでもないお人よしのことである。」もし、人と交渉するなら、相手を見て戦略を立てなければダメなんですが、「もう譲歩しかない。」と勝手に思い込むと、こういう人は、交渉のカードすら自分でどんどん破いて捨て続けるようです。まあ、本人がそれで後悔しないなら、第三者には関係ありませんがね。虎がもし、「お前の家族の肉をよこせ。」と言ったら、、こういう人は「私の子供の肉がいいですか、それとも妻の肉がいいですか。」などと媚を売りかねません。いくらお人好しがすることでも、こういう行為だけは、気分が悪くなりますので、やめてほしいと思います。遺言相続応援団はこちらです。離婚問題応援団はこちらです。会社設立応援団はこちらです。