労働者派遣法の改正案
こんにちは、毛先が眼球に入るのは苦手です、行政書士大魔神です(笑)。さて、まだまだ油断はできませんが、有効求人倍率に少しずつ改善の兆しが見えてきたようですね。これで物価が安定し、上昇局面に向かうと、景気も少しずつ回復すると期待したいのですが、今のところ、まだ商品の低価格化の方がメディアでクローズアップされる機会が多いようです。ところで、報道によると、鳩山由紀夫首相は、衆院代表質問で、労働者派遣法改正案について、製造業派遣の原則禁止などを目指し、通常国会への法案提出をする考えを示したようですね。鳩山首相は「雇用にかかわる行き過ぎた規制緩和を適正化し、労働者の生活の安定を図ることは重要だ」と強調したんだとか。この点に関しては、外圧に屈し続けてきたこれまでの政権とは少し異なる特徴が見られるようです。年齢、性別、学歴、職歴を重視してきた日本の企業風土では、転職する度にキャリアダウンするのが通常で、アメリカのようにはいきませんからね。世の中の雰囲気も景気回復には大事かもしれません。