人類絶滅寸前だった?
いずれ人類が地球上から姿を消すのは当り前だと思いますが、一体いつ頃になるのか、未来の予測は難しいですよね(どんなに遅くとも2億5千万年以内には地球上から姿を消すはずですが(笑))。何しろ、人類程度の小さい規模の話と地球規模の話というのは、そもそも物理的にサイズが違いすぎるのですから。もちろん、資本主義の暴走による環境破壊などという理由で人類が絶滅すると煽る人は、底の浅い思想を猿真似しただけの人だと思いますし、ましてや、そんな理由で「地球は」死にませんよ。さて、報道によると、ホモ・サピエンスが約20万年前にアフリカ東部に出現した後、約12万5000年前にはアラビア半島東部に居住していた可能性が高いと英・ロンドン大学などの国際調査隊が発表したそうです。これまでは、アフリカ東部から人類が分散したのは、約6万年前とみられていました(でもこのロンドン大学の調査は、根拠が「石器を発見した」からなんですよね(ちょっと眉にツバしておこう)。一方、以前、スタンフォード大学の研究者によれば、人類は7万年前には全世界でわずか2000人にまで激減、消滅しかけていたと発表されていました(こちらは、ミトコンドリアの解析によって得られた説なので、まだましですね)。ふ~、危なかったですね(今は60数億人いますけど)。次の進化のステージを、国際会議で人類が自ら議論するような時代が、いずれ来るのでしょうか。