桜のこと
昨日は東京都でも桜の満開宣言が出たというので、足立区の東綾瀬公園(広域避難所に指定されています)まで桜を見に行ってきました。公園内では、酒を飲みながら花見をしている人はほとんどいませんでしたし、毎年この時期に現れるはずの出店もありませんでした。「ああ、自粛ムードだなあ」なんて思っていると、公園内ですれ違ったおばさんが、「こんなに桜が綺麗なのに、出店が一つもないなんて、野暮だねぇ。」と言いました。出店と野暮の関係性はともかく(笑)、足立区民が飲酒を伴う花見を自粛していることは確かですね。それから、東綾瀬公園の敷地内には東京武道館があるので、被災者の方々が避難生活をしているのも地域の住民には周知のこととなっています。被災者の方々は、桜を見ているのかどうか、それが少々気にかかりました。足立区民になって以来、私は毎年この公園の桜を見ていますが、桜吹雪がとても綺麗に見えるのが東綾瀬公園の特徴ではないかと実は思っています。満開の桜もいいですが、花の命はとても短く、すぐに散ってしまいます。しかし、その散る姿もまた綺麗だから、桜は趣があるんですよね。この世の儚さを教えてくれる桜、いとをかし・・・ですね。行政書士佐々木隆昭事務所はこちらです。