芸能人、ドラッグそして作品
いや~、芸能人といえばドラッグ、ドラッグといえば芸能人なんですかね~。ピエール瀧が出演していた映画の放送を取りやめ、差替放送をしたら、その差替えた映画の主役がコカインの過剰摂取で死亡していたなんてシャレにもならない話があったとか(日本のエンターテインメントは、これからどう発展するのでしょうか)。さて、そんな中、本日5日、映画『麻雀放浪記2020』の初日舞台挨拶が行われ、そのイベント後の囲み会見にて、出演者の斎藤工さんと白石監督が、同作に出演し、麻薬取締法違反の罪で起訴され4日に保釈されたピエール瀧への思いを語ったんだとか(語りなさい、いくらでも)。作品は、その出演者や制作者などとは一応独立した存在になりえますが、別に無関係になれるものでもありません。また、作品自体が高い評価を受け、支持されるものならば、仮に出演者が犯罪を犯して作品に悪影響を与えても、差し引いてプラスが残ることもあり得ます(逆につまらない作品は、即死してしまう)。作中で何人も人が死ぬギャング映画を制作して、「暴力反対!」と記者会見で叫ぶことも可能ですよ。あとは、歴史の問題となるでしょう(ではまた)。<今夜の2曲:David Bowieの「Space Oddity」、「Modern Love」>ドラッグを極めまくっていたグラムロック時代のデビッドボウイと、おしゃれなおじさんとして80年代に生まれ変わったデビッドボウイ。一目瞭然だが、まず作品を見て、次に人物の順かな、普通は。