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夫婦間でした契約は、婚姻中、いつでも、夫婦の一方からこれを取り消すことができます(民法第754条本文)。
ですから、もし結婚前の男女が、相手の経済観念、根本的な結婚観などについて心配することがあったなら、「結婚前に」契約を結んでおいた方がいいですよ、ということになりますね。 報道によると、アメリカの婚姻弁護士協会(そんなものがあるんですね)の調査で、婚前契約を交わす米国人が増加しており、中流層や女性も婚前契約を希望しているという実態が明らかになったそうです。 同会長は、婚前契約は「計画ツール」だとした上で、「(米国で)結婚したカップルの約半数が離婚することを考えれば、計画することは理にかなっている」と説明しています。 また、富裕層や有名人に限らずあらゆる所得水準の人に婚前契約が広がっていることについては、「婚前契約は借金から身を守ることにもなる。配偶者が結婚前に作った借金を離婚してから背負わずに済む」と述べたんだとか。 実際の婚前契約には、退職金の分け方や飼い犬をどちらが引き取るかなど離婚に関する項目のほか、結婚生活の中で銀行口座を別々にするかどうかや資金計画に関する項目が含まれる場合もあるというのだから、たしかに計画的ですね。 実は、私のところにも、時々結婚契約書のご相談、ご依頼がきます。 特に、相手方が再婚で自分が初婚になるケースでは、教訓を活かしてもらうべく、結婚契約書を作成してから婚姻届を提出するようにしましょう。 ご相談お待ちしております。 離婚問題応援団はこちらです。 遺言相続応援団はこちらです。 契約成立応援団はこちらです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010/10/02 01:54:35 PM
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