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テーマ:頼れる街の法律家(174)
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先日、地元足立区のとあるスーパーで買い物をしていました。
私が、1mくらい自分のショッピング・カートを離れて商品を見ていたら、おばあさんが私のカートから自分のカートに商品を移してしまいました。 私の目の前で起きた出来事に少々驚きましたので、「何をしているんですか。」といいながら移された商品を私のカートに戻すと、おばあさんは、「間違いは誰にでもあるよね。」といいました。 どうやら、おばあさんは、私のカートからお買い上げになろうとしたようでした。 そこには、他人が買おうとした商品を横取りしたという認識はまったくなく、ただ、目の前の商品を買おうとしただけのようでした。 しばらくして、会計のためにレジに並ぶと、私の二人まえに、そのおばあさんがいて、お金を支払おうとしていましたが、なかなかうまく支払えず、結局次の客が先に会計を済ませました。 おばあさんは一万円と端数を支払おうとしたようですが、どうも端数が合わせられなかったようなので、ついに一万円札のみを出して会計をしたのでした。 その様子を見ていて、私は、おばあさんが軽度の認知症になりかかっていると思いました。 私は医者ではないので明言は避けますが、認知症の判断基準のひとつに、「1人で買い物ができるか」というものがありますが、このおばあさんはギリギリでその入り口に留まっている状態ではないでしょうか。 こういう状況、今、日本のあちこちで見られるんじゃないですか。 遺言相続応援団はこちらです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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