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人の行く 裏に道あり 花の山

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2008年12月に、IAEAから、日本の原発の耐震構造の問題点について指摘されていたという報道をうけてからこっち、ちょっと日本の原子力発電に関する管理能力等を考えていました(もちろん、そればかり考えていた訳ではありません)。

電力会社、役所(保安院)、麻生太郎総理大臣、二階俊博経済産業大臣は、なぜ、危機を回避でき(しようとし)なかったのか・・・。

そして、現在一生懸命に事故対応をしている人たちの様子を重ねてみていると、日本人の能力から素直に言えば、一つの結論を認めざるを得ません(一生懸命にやっているにもかかわらず、信じられないミスをしたりします)。

「日本人には、原発は十分に管理できません、能力的に。」

日本の技術力は世界のトップレベルだと漠然と信じ、それは原子力発電に関しても例外ではないと思っていましたが、間違いでした。

なぜなら、日本人の最も苦手な「危機管理能力」を高く保つことが、原子力発電という技術の管理には不可欠であるのに、それは日本人にはやっぱりどうしてもできないと思うに至ったからです。

「最悪の事態を想定する」のは、「本物の最悪の事態」と大差ないことになるので言葉にすることができないか、あるいは、ただ「ネガティブなこともしくは悲観的なことを言っているだけ」と一笑に付されるか、いずれかがオチですから。

東北の復興には、太陽エネルギー、風力を最大限利用し、原子力以外のその他の発電方法を補助的に使用しても維持できるような、ハイパーメディア…じゃなくて、超自然エネルギー都市開発とでも言うべき震災復興再開発事業を目指すべきだと思います。

そういう技術なら、日本にもできるんじゃないかと信じたいですね。





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Last updated  2011/03/26 12:52:43 AM
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