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テーマ:頼れる街の法律家(174)
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毎日、毎日、インターネットで無料メール相談をお受けしていると、一定の割合で回答に窮するご相談メールを受けたりします。
どういうメールが一番困るのかと問われれば、前提条件がよくわからないメールとでもいいましょうか。 つまり、私が相談メールを読むときは、その内容から法律構成をしながら読み進めるのですが、その前提として、登場人物が誰で、問題なのは誰(何)で、そのことと相談者との関係は何なのかがわからないと、回答しようがないのですが、そういうメールが少なくないということです。 中でも多いのが、相続関係のご相談ですね。 相談者は、頭の中で具体的に人物が浮かんでいるので、登場人物について矛盾がないと思われるようですが、「続柄」が不正確ないしは不統一だと、第三者(私)にはさっぱり分からないメールになってしまいます。 これは実に多いケースですが、相談者が自分を基準に登場人物全員の続柄を記載してくれればよいのですが、ある部分では相談者自身を基準に、またある部分では被相続人や遺言者を基準に続柄を記載してしまうのです。 もうこうなると、あとは推量で回答するしかありません(笑)。 みなさん、正確な回答を引き出したい場合は、正確な記載をお願いしますね。 FBページはこちらです。 MIXIページはこちらです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012/04/04 05:07:01 PM
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