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こんばんは。初めてフィギュアスケートのザギトワを見たときは、辺見マリ(辺見えみりの母)に似ているなと思いました…。
…そういう訳で、自民党の内閣第一部会・第二部会合同会議で、政府側から性暴力被害者の相談事業に関する説明を受けた際に自民党衆議院議員の杉田水脈氏が「女性はいくらでも嘘をつける」と発言したとされている件について、巷で私が聞きたい意見が全然出てこないまま「過ぎた話」になったようなので、ちょっと書いてみます。 突然ですが、あなたは「エピメニデスのパラドックス」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。 これは、クレタ島の哲学者エピメニデスが「クレタ人は皆嘘つきだ」と手紙で書いたこと(実際はちょっと違う)が「自己言及のパラドックス」となるというもので、私自身、大学時代の一般教養で論理学の講義中に聴いた覚えがあります(それ以前から知っていましたが)。 そこで、女性の杉田議員が「女性はいくらでも嘘をつける」と言ったと報道されたときに、「1.非公開の会合における発言を身内がリークしたことには別の意図がありそうだ。2.前後の文脈がない切り取りの報道がいつも通り胡散臭い。 3.クレタ人か!」と思った訳です。 ちなみに、上述のパラドックスの話だって、例えばエピメニデスが「自分を除いたクレタ人」の話をしているということが暗黙の了解で前提条件となっていれば別にパラドックスではありませんし、実際、特に話し言葉なら、私たちは、こんなことは無自覚に話しているのが日常茶飯事といってよいでしょう。 つまり、慰安婦問題を例に挙げれば、元々吉田清治が歴史上存在しない「従軍慰安婦」という嘘の話を作ったことが発端となり生じた問題であること(言葉自体吉田の造語)、福島瑞穂、NHK、朝日新聞がその嘘に乗っかって日本を貶めたこと、韓国人の自称従軍慰安婦に詐欺罪で捕まった人間がいたこと、韓国側の支援団体が義援金を騙し取って流用していたことなどを前提として話をすれば、例えば「(自称従軍慰安婦の)女性はいくらでも嘘をつける」と言っても、何も問題ないでしょう。 しかし、朝日新聞が30年も嘘をついて「従軍慰安婦」なるものが存在していたかのように記事を書いていたと訂正した後、現在でも、テレビや新聞では意図的に「従軍慰安婦」という言葉を使い続けるところがありますよね(例えば先日のTBSサンデージャポンでは、日本人の宮崎謙介が「慰安婦」と言っているにもかかわらず、わざと「従軍慰安婦」とテロップを入れていました。毎日新聞のネットニュースも「従軍慰安婦」という言葉をよく使います。これが嘘をつく日本のマスコミの現実です。)。 言葉というのは、それ自体が一定の秩序を作り出すものなので、前提条件や前後の水脈いや文脈を捻じ曲げて使うと、もう、全く別の話になってしまうということなんです(秩序に対する名称が言葉なのではない。)。 だから、女性も男性も、いくらでも嘘をつく人がいる。以上(ではまた)。 <今夜の3曲:Billy Joelの「Honesty」、「Just the Way You Are」、「The Stranger」> ビリージョエルは、孤独感漂う曲が秀逸だと思う。彼の父親との関係がそう感じさせるのだろうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020/10/05 08:20:41 PM
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