|
テーマ:昨日のこと(58)
カテゴリ:政治
自民党総裁選の候補者達がテレビ番組によく出ているね。
つい先程も見かけたが、衆議院解散の時期について、自民党総裁が新しくなったら直ぐ解散ということでいいのか、問われる場面があった。 進次郎は、「それが憲政の常道じゃないですか。」と相変わらず考えなしに答えていたが、確かに、考え直してみる価値はある(本質的に、必ずしも常道とは言えない)。 つまり、「やる前に許可をもらう」のが進次郎の言う憲政の常道だが、「やった後に評価をもらう」のが、本来常道であるべきということだってできる訳だ。 「新たに自民党総裁になったので、その時点での内閣総理大臣が衆議院解散するから、選挙の結果、多数派形成出来たら、許可もらったということで、今度は自分が内閣総理大臣やっていいってことだよね……」(新総裁が新総理大臣の指名、任命を経て、直ぐ解散しても同じ。) 本当に、そうか。 それだと公約なんか有権者を騙す手段でいいし、実績を評価しないので、有権者は馬鹿のままでいい(日本の有権者の実態だ)。 そうではなくて、もしも、衆議院の解散は参議院の通常選挙と同じタイミングにする、つまり衆参同日選挙を原則とするとしたらどうなるか。 有権者は投票に際して政治の実績を評価するようになるし、政権交代のリスクをより一層考えて政治家は仕事をするようになるかもしれない。 そして何より、政権交代した場合にねじれ国会になりにくくなる。 「原則とする」というのは、あくまでも「慣習で」やるということで、別に、憲法改正は必要ない。 有権者がより投票結果について責任を持ち、自らの投票価値をより感じるようになれば、投票率も上がるだろう。 令和の憲政の常道は、どっちだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024/09/23 06:20:23 PM
コメント(0) | コメントを書く
[政治] カテゴリの最新記事
|