カテゴリ:歴史
心に何もなければ、心はいつも広くゆったりとしている。
心に我意を張ることがなければ、愛嬌を失うことはない。 心に欲心がなければ、義理を行い、心に私心がなければ、人を疑わない。 心に奢りがない時は人を敬い、心に間違いがなければ人を恐れない。 心に邪な考えがなければ良い人物を育てられる。 心に貪りがなければ人にへつらうこともない。 心に怒りがなければ言葉は穏やかで、心にこらえる気持ちがある時は何ごとも叶う。 心に曇りがなければ心は静かであり、こころに勇気があれば後悔することはない。 心が卑しくなければ人に望むことを好まず、心に孝行の気持ちがあれば忠節の心もまた厚い。 心に自分を誇る気持ちがなければ、人の善をよく知ることができる。 心に迷いがなければ人を咎めない。 これは、上杉謙信が書いた『上杉家の家法(家訓)』ですが、我が家の家訓にしたいくらいの名文句ですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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