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カテゴリ:飲んだワイン
カフェ・ジャマイカ 美味しいワインの週末 第72回
月末スペシャルは、ちょっと高めのワインを楽しみます。 が、しかし参加人数が少なく、すこし本数を減らして。 白はいつもの価格帯 アイラー・クップ・リースリング・カビネット/ゲシュビスター・シモン 届いたばかりの、シモン家の2003年カビネット。濃い果実味、奥にあるがしっかり残る酸味。まだ炭酸が僅かに弾けるフレッシュさ。暑いヨーロッパの2003年を表現しているのでしょうか?例年より厚みがある気がします。 マコン・ヴィラージュ・VV/マンセイ 果実味に走らず、酸味で抑えたマコン。でもミネラル感が乏しいか。前のワインの甘さに良いところが抑えられてしまうかわいそうな印象。食事向き。 シニョレッロ カベルネ・ソーヴィニョン 難しいカルフォルニアの98年ヴィンテージ。98としては、頑張って作れて、5000円にはなんとか合格点。デキャンタ不要。大柄だがタンニンの緻密さにほんの少しかける所がある。ただ、スタートはよく、開けたての上立ちの香りはポイヤック的な、カシスとスパイシーさ。 ポマール 1erCru レ・ペズロール/モンティーユ こちらも98ヴィンテージ。上記のあと、流石に一口目は薄い。閉じた香りと上滑りしていくタンニン。これ本当に一級?最初は期待を裏切る薄っぺらさ。しかし、2杯め以降は劇的に変化。酸味の輪郭線はずっと崩さないが、どんどん妖艶にサイズアップしていくプロポーション。むんむんと果実と美女のムスクのような妖しさ。エロティック?そんな雰囲気で飲んでたわけじゃなし(笑)。 タイプの女性を見つけて見惚れる感じはあるかも(笑) いつも感謝のT様お持込ワイン。 シャンボール・ミュジニー レザムルーズ/ベルナール・セルヴォー 柔らかく女性的、優しい恋人のようなピノ・ノワール。ゆったりと、甘味、まろやかな酸味。素直で美味しいワインでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004.10.31 14:45:12
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