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テーマ:カピロ話(276)
カテゴリ:人間関係話
クリックしてみてね~。 最近は、月日が経つのが早い。それでいて、内容の薄い日が過ぎて行く事が多くて、不満。 悪い意味で、ドンドン年を重ねてってるようでイヤだ‥。 つい最近まで読んでた本がコチラ。野村セオリー。クリックしてみてね~。 野村克也氏と沙知代氏が書いた本。 野村克也氏が書いてた事で、印象的だったトコは、南海ホークス時代、阿闇梨(アジャリ)という住職?と親交があって、彼は、野村氏の後援会長をやっていた。 ある日、野村氏が、(沙知代氏との)愛人問題が明るみに出て、南海を辞めるかの瀬戸際に追い込まれ、阿闇梨に相談する事があった。 阿闇梨は、野村氏に「女を取るんですか?野球を取るんですか?」と聞くと、野村氏は、(いろいろなワケを言ってから、)「女を取ります」と言った。 すると、阿闇梨は「そうですか‥」と言って、 野村氏が、外で待っていた、沙知代氏と会うよう勧めても「もう、会いたくありません。帰ってください」と答えるだけだった。 その後、その様子に納得が行かなかった沙知代氏が寺に入ろうとした時、阿闇梨は、 「帰れ!警察を呼ぶぞ!!」と怒鳴り散らす。 ちなみに愛人問題は、野村氏は、前妻と別居をしていて、公にしていた。 コレは、野村氏が、プレイングマネージャー(監督兼選手)として、おもしろく思わない人達の裏工作と野村氏は、推測してる。 野村氏から「女を取る」と聞いた後に、阿闇梨は、球団の方へ一言、言って、コレが、解任の後押しになったらしい。 こんな事までしなくていいのにね‥。 野村氏は、調子が悪い時には、祈願してもらったり、護摩を焚いてもらったり、阿闇梨という、坊さんとしての?、立派な位までもらってたような、人間として、尊敬するほどの仲の人だったのに、この事で、人を信じられなくなったと言っていた。 阿闇梨は、野球人じゃない野村氏には、用や魅力がなくなったから態度が豹変したのかな。 この文章を読んでて、ドラマさながらの張り詰めた空気がイメージで、浮かんだ。そして、コレに似た場面、近い場面、似た事を経験してる自分には、実にうなづけて、興味深い話に思えた。 とは、今まで、親交が深かったのに一つの事で、それが一気に崩れるのが、たまにあると言うこと。コレは、深い係わり、薄い係わりに限らず。 とある会で知り合って、親交が薄いながらも、ある時を境に急に、アカの他人のような関係に変わって行ったりとか。 自分なんかは、「薄い関係ながらもオフ会とかして、多少なりとも、親しくして来た間柄なんだから、もう少し対応とか何とかならない?」とか「なんでそうなったかわかるようにしてくれない?」とか思っちゃう方。 相手は、そう思ってないのか、ソコまで気が回らないのかなんだろうね。 仲が良いとか、良い関係とかでも、必ずしも、これから先が良い関係で、続くとは、限らないんだよね、残念ながら‥。 野村氏の解任は、組織の派閥で、ハメられた感じだ。こういうのも同じじゃないにしても、似た事を身近で、良く見ているだけに共感できる話だった‥。 イツ、会社とかで、自分の身に、イキナリ、こういう事が降りかかるかわからないから気をつけなければ行けなく思った‥。 ネガティブな感情を強く持っていて、敵と見えるような(又は、敵か観方かハッキリしないような) 人は、周りに、多いだけにね。 良からぬ、策略に乗っちゃいけないね‥。 阿闇梨の話だが、 自分の知ってる人でも住職をやってる人(E)がいて、お釈迦様?が説いた?話を大勢の前でしていて、 人間の悪い欲を指摘するものであったり、 人間の悪い考え方を指摘するものであったり、 言う事が素晴らしいと思った事があって、一目置いていた時期もあった。 ちなみに、自分は、新興宗教とかに興味があってとか、宗教に頼って、悩みを解決しに行ったとかじゃなく、 野球選手が精神修行とかで、お寺とか行くんだけど、そこらへんを意識して、お寺に行ってみた。 だけど、Eは、普段やってる事と大勢の前で、話してる事とツジツマが合わず、ある時を境に「ナンだよ‥」と思わされるようになって行っていた。 とは、なんか相談しても、Eは、普段、相談されたり、頼られたりが多いらしくて、ウザったかったのか、 酒が入ってたとは言え、 「うるせいな!!そんなの自分で何とかしろ!」とか 「イヤなら、(寺に)来ねぇーでいいよ!!」 とか言い出したりする始末。 そのくせ女の相談は、親身に聞いて、優しかったり。地位がある人、デキる人は、誰にでも親切、丁寧じゃないとね。 単に、そうじゃ無かったからこういう応対になったって事かね。 ちなみに、Eは、元ヤンキー。だから、こんなしゃべりになる。 Eは、マスコミ、雑誌、とかが来るお寺の、寺のアルジ?として、一目置かれてるからか、寺に来る多くの人が、チヤホヤして、好意的な目で見ている。 それらの事に加えて、Eに対して、あまり、言いたい事を言う人がいないから、本人の性格である、我が強いまんまで、有頂天になってるトコがある。 頑固だからそういう事あっても変えなかったりとか、その場だけで、気にしないとかもあるんだろうけど。 住職の全てではないだろうが、阿闇梨の話とEとが同じ話じゃないにしても自分の中で、一致して、 「坊さんには、クセ者が多いんだな‥」と自分の考えが出来てしまった。 と言っても、住職は、何人も知らないけど‥。 (^_^) そして、お寺に来てる人もクセ者だらけに感じた。 いろんな環境の人がやって来て、特に、気を遣わず人と接するからそうなるんだろう。 自分が寺に来たのは、ちょっとしたことにも動じないような強い精神を作ったり、住職の良い話を聞いて、自分に取り入れたり、男女問わず、良い人と知り合ったり、高い意識で、寺を訪ねたのに、自分が考えてたのと違っていた。 まあ、こんな事も多いから、受け入れてるし、いろんな人を見れて、良い勉強にはなったり、多少、良い事?もあったけどね。 まあ、寺に限らず、初めて人と会う場ではこんな感じだよね。いつも、よく言うことだけど。 でも、ココは、お寺で、クセ者だらけとかかわって、耐えて、対処して、精神を強めるのが、修行なのかな?? 話は、少し飛んだけど、阿闇梨にしてもEにしても、普通の人にしても、今までして来た事、今まで、言って来た事、やってる事も頭に入れておいて、自分に利益がなくなったりとかしても、ツジツマ合わない事をして、人を傷付けては、いけないと思う。 と同時に自分もこういう事、書いてるだけに、普段の行いを、より、気をつけないと。 あと、人の事とかを言い出したらキリがないんだけどね。 (^^) 重い話で、長くなっちゃったけど、他にも良い事がたくさん書いてあった。書き切れなかったのが残念。 ドロドロした部分が出て来てしまったが、世間や自分を再確認が出来たりして、良い本には、変わりなかったな。 (^.^) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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