奈良の春日若宮おん祭の絵本で、
10月28日に春日大社に奉納された絵本です。
春日大社の公式Twitterでも報告されてました。
読んでみましたけど、すぐれものです。
おんまつりの一日がとてもよくわかります。
いろんなことを知るのにまずは児童書からってのよくしますけど、超お勧めです。
だんなは「自分用にほしい」といい(版元注文するつもり)
息子は1ページ目からクオリティ高いな~っていい、知らないこともあったと。
私も知らないことはもちろんありますけど、特に若宮さまの誕生のお話は知らなくて、息子もドロドロのもの、液体のようなものってのは聞いたことがあったけど、と。
読むと、お祭りというもののこと、神さまをお迎えするということはどういうことなのかということが、すんなり入ってきて、静かな感動とでもいうのかな、そんな気持ちがおこりました。うまくいえない。
「埒があく」「芝居」の言葉のはじまりや、日本の芸能のルーツがあることもわかりますし、
正倉院の収納物もそうだけど、もう元の国ではなくなってしまった文化も「おんまつり」に残っていることも知ることができます。
お渡り式の様子が表紙の絵ですけど、ほんとにこの通りで、よく描けてるな~と思います。
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Last updated
2020.11.08 00:01:59
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