韓国ドラマ「太宗 イ・バンウォン~龍の国~」。
2024年放送。
高麗時代末期から朝鮮王朝の礎を築いた第三代王太宗(テジョン)の生涯を描いたドラマ。
家族を守る…その思いで戦い身を置くようになったバンウォン(チュ・サンウク)でしたが、朝鮮王朝の太祖である父イ・ゾンゲ(キム・ヨンチェル)からの期待と裏切りのはざまで悩み、そして信頼していた家族とも次第に対立孤立してゆきます。
王座に就くために父を封じ込め、弟たちも退け、また、王座に就いてからは、外戚が力を持たないように妻である王妃の一族を徹底的に粛清し、さらに第4代王世宗の王妃の一族も。
冷酷で果断な決断をくだしながらも、その裏にあった思いは朝鮮という国家を守り抜くための覚悟でした。
歴史上実際にあったことを取り入れ(~途中、実際には、このような関わり合い方をしていないという子孫の方からの申し入れがあったというテロップがでましたが…)、見応えのある歴史ドラマでした。