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カテゴリ:その他
連想ゲームのようになってきました.
「邪馬台国はなかった」のすごさは,一般的には客観性がある議論が出来ない分野と思っていた「歴史」という世界で,客観的な証拠を集めて証明しようとしている姿勢と,卓越した発想で出口を見つける能力への驚きでした. 社会科学や文学・歴史・経済などの,我々のイメージでいう「文科系」の学問というものは,首相の答弁のようなもので,ほとんど意見交換の意味をなさない内容と思っていました. 何を言おうと証明のし様がなく,予測が外れても必ず言い訳の抜け穴がある世界. そのイメージを変えてくれたのは,この古田武彦でした. 工学の世界では,理屈ではなく「動いたものが正しい」という無茶でも客観的な判断基準があります.理学も然りです. しかし,古田武彦の解析はすばらしく客観性があり,文科系の研究者の手法とは思えないものでした. 文科系の学問も,「科学」と呼んでよいのではないかと思わせてくれました. 実は,文科系の学問についてほとんど知らないで勝手に思い込んでいたわけですから,もしかすると,知らないところではちゃんとした議論が行われているのかもしれませんが. 未だに,「二酸化炭素による地球温暖化」については,科学的な証明を見ていないので,信じていないKAでした. お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.05.21 12:55:26
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