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レコード屋（もしかしたら古い表現かも？）の店頭で月光仮面や怪傑ハリマオのDVDがたくさん並んでいました．

月光仮面，怪傑ハリマオ，少年ジェットなど思い出しますが，いずれも面白くなかった記憶があります．小学校に上がる前後だったと思います．
月光仮面を買ってしまいました．とりあえず，4枚で完結になる幽霊党の逆襲シリーズを購入．1200円也．
やはり面白くありません．
ただ，若い頃の大瀬康一や谷幹一などが懐かしかったです．

我が家にはTVは無かったので，どうやって見ていたのでしょう？
記憶がありません．
近所のお金持ちで見させてもらっていたのでしょうか？

その頃の娯楽は，ラジオで文楽や志ん生などの落語を聞くことくらいでしたから，子供の自分にとっては，とりあえず暇つぶしに見ていたのだと思います．
風呂敷をマント代わりにして遊んでいたのを思い出します．

デパートで売っていた月光仮面のセットは，白いマントや白い帽子とサングラスと拳銃がついていて，欲しいとダダをこねたことを思い出しました．勿論，買ってもらえませんでした．
確か，当時で千円近く？もした，ものすごく高価なものでしたので，買ってもらえないことは分かっていて駄々をこねていたのを思い出しました．
厚い上着を着ていたので，年末だったのでしょうか？すごい人ごみの中だった印象です．

なにかきっかけがあると，記憶がつながってゆきます．
当時は，昼はちゃぶ台が出してあって，夜は片付けて布団を敷いていました．
まだ，水道もガスも無く，練炭で調理していました．夕方，練炭に火をつけるのは小生の仕事でした．
練炭に火をつけるのも大変だったのですが，あるときから着火剤付の練炭が発売されて便利になった記憶があります．

川で遊べなくなったのもこの頃です．
小さい川も大きな川も道路もはだしでも問題なかったのですが，ガラスの破片があって，裸足で川に入れなくなりました．高度成長の始まりだったのでしょうか．

川には，春先だったでしょうか，今話題のソーメン子（うなぎの稚魚）がたくさん上がってきました．いくらでも取れた記憶があります．

せりや蜆も取ってきて食べました．
せりなどは，水につけておくといつのまにか蛭が泳いでいたりしました．

たぶん，季節や年代などごっちゃになっている部分もありそうですが，いろいろ思い出してしまいました．昭和30年代の前半の頃です．