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カテゴリ:その他
環境汚染物質の基準が適切に設定されると言うことはどういうことか?
実は,相当に幅があるものに安全係数を大きくかけている. マスコミや環境に過剰反応する団体がこうなるようにリードしてきた. 普通の生活で,ある食品にアレルギーのある人は,自分でその食品を口にすることを控える. しかし,環境汚染に関しては,それがしづらいため,過剰な基準になる. ある人は卵にアレルギーがある.これが環境汚染であれば,そのある割合しかいない人に焦点をあわせて基準作りをする.したがって,卵は販売禁止になる. 環境汚染の場合は,最もそれに弱い人に焦点を当て,さらに過剰な安全係数をかけて基準作りが行われる.今は,そのような観点で放射線について基準作りが行われている. 今は,基準が過剰なのではと言う論調が多いが,現実には本当に安全な基準を作ろうと思うと過剰にせざるを得ない. もし,基準内で問題が起これば,基準に関わった人たちがバッシングされるからだ. 昔,NOxの基準をゆるくしたときがあったが,科学的に正しい判断でも,基準を緩めると言うことでマスコミや環境団体からバッシングされた.マスコミや環境団体がシーシェパードのようになってしまったのだ. これが教訓となり,基準を緩めることにはものすごく消極的な日本だ. どうするべきかはものすごく難しい. 薬や食品は,ある程度リスクを覚悟しながら接収している現状がある. そういう意味では,野菜も,放射能の値を表示して販売するべきかもしれない. お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.03.26 09:36:57
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