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カテゴリ:落語
落語としては,相当よくできています.
名作と思います.これが,3題噺とは信じられないくらいです. 自分が若い頃は,落語の衰退期でした.ファンの要望もあり,改革が望まれ,試みられていました. 「芝浜」では,夜明けの描写や女房が告白する下りで各演者が個性やオリジナリティを主張しました. 今日,談志の芝浜を見ました.追悼番組です. 談志は,先日も書きましたが枕はうまいが落語はうまくないと思っていました. しかし,晩年はうまくなっていました.このころは聞いていませんでした. 聞いていないのにうまくないと言ったのは失礼でした. この談志はうまい. 昔のように,テレかもしれませんが客を泣かせられなかった談志でした. ここでは,しっかり解析し計算した芸になっていました.解析や計算だけではこうはならない.芸です. 語りのまずさは変わっていませんでしたが,年輪を感じさせる芸でした. 合掌. お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.12.07 22:09:54
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