Shall We Dance?

本当にニュージーランド人って酔狂だわ。

今週は台風でお天気が良くないニュージーランド北島
当然ここオークランドの天気も。。。

雨と暴風で気温も当然下がり、昨日は朝から寒かった。
そして予定していた温泉プールも当然野外なので中止と思いきや

俺様にそれとなく夕食時に問うてみたら

『ご飯食べたら出発しよう』
『雨降っているし　台風だよ』
『どうせ温泉に入れば濡れるし　いいんだよ。』
　ﾔｯﾀｰ　こういうノリは大好きです。

早速着替えて、車に乗り込み。高速に乗って雨風物とせずに北西へ車を進めます。
やく60キロなので一時間かからない距離なのですが、

『ｘｘ間からｘｘまで洪水』と高速道路の電光掲示板にサインが
一瞬ぎょっとしましたが、きっとその道は通らないだろうと
直進


高速を終えて一般道路を暗い夜道突き進むと

前方になにやらサイレン灯を点灯している車を発見



そうです。　道路が水浸しと言うより　埋没しています。

しかしさすが俺様モノともせずに　車をガンガン進めて行きます。
『絶対停めちゃいけないんだよ。水が入ったら終わりだからね』
頼もしい俺様言葉に能天気な奥様はﾌﾝﾌﾝと鼻歌交じりに
洪水の中車を進めて無事通過　

『行きはﾖｲﾖｲ帰りは怖い』ｺﾚは童謡　通りゃんんせ

温泉プールに近づいていくに連れてドンドン雨も風も酷くなってきます。
もしかしたら臨時休業もありえるかもね。なんて会話をしながら
駄目もとで行って見ましたら、開いておりました。

いつもと様子が違うのは手前の大きなプールが改装中だったこと、
また先客がいたこと。
この温泉プールはひなびていますので、　かなりお客さんが少ない
大抵1組か2組もしくは私たちの貸切と言う事もありです。

道路の向かい側に大きな、ウォーター滑り台や遊具や室内温泉プールもある施設は連日込み合っているのですが、こちらは子供向けの遊具もなし、屋外のみのプールでおまけに一つのプールは結構熱い温度なので
ニュージーランド人は来ません。　またオーナーが韓国人なので温泉を良く理解しているので助かります。

私たちが入っている間にも、後から5組ほど来て
ココへ来て初めての混み具合にびっくり

皆でこんな日に来るなんてと笑いながら

でも寒い日には温泉が一番だよね。　と納得の笑み


で　結論　酔狂な人々は我々だけでなかったということです。


一時間ほどゆったりと湯に使って、
帰路は同じ道、一時間後の道の心配しつつ
問題の洪水場所に来ました。
状況は変わらないように思えましたが、

俺様の顔が一瞬こわばって、　車の車輪が空回りする音
モノが引っかかる音、エンジンの音

どうにか通過することが出来ましたが、　その後もエンジン音は少し頼りな気
ブレーキはどうにか利くことが出来ましたが、
ハンドルを左に切ると異物感がはっきりと聞こえる。。。。。

このときに
『行きはﾖｲﾖｲ帰りは怖いの。。。』あの一節がまさに耳の奥底に蘇った瞬間でした。
その後も不幸は続き
高速に無事たどり着くと

高速の入り口が閉鎖されていて、迂回路を経て
ようやく先の高速から乗って、自宅へ戻ったのが11時
普段より随分時間がかかったものの無事到着
また、いつもなら車に乗ってしばらくすると助手席で爆睡する奥様ですが、
今日は最後まで瞼を閉じることなく。ナビゲータ役を務めました。

よって今朝まで起きることなく眠る事が出来ました。
毎日の睡眠時間が4時間前後の私ですが、
温泉と洪水の効用があって7時間も寝ることが出来ました。

大満足の一日でした

丸