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★dandelion★KOKIAとバイクと愛する仲間

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May 18, 2010
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カテゴリ:家族と愛情

さて、そんな出来事のあとに控えていたのは、長~く緩やかな上り坂。

しばらくは順調に歩を進めていたのですが、だんだんと脚が重たくなってきました。

どうも、KIMOCHI∞KARADA~ballance~が・・・。涙ぽろり

 

少し息を弾ませながら歩いていると、後方から軽快なスニーカーダッシュ足音が近づいてきました。

私がふりむく間もなく抜き去られたその足音の主は、ランニングに短パン姿でキャップを被ったマラソンダッシュ

首から上は、ど~若く見ても60代後半以上と思える後姿を持つご参加者。

「あのおっちゃん、細マッチョやなぁ~腕や脚の筋肉凄ぉっ目がハート

「ホントだ、スゴイね~スマイル

 

恐らく日頃からジョギングなどで鍛えられているのでしょう。

細身ながらも、筋肉が隆々としていました。

(あぁ、ワシも老いるまで鍛えとったら、あんな身体になれるんかなぁ・・・目)

羨望の眼差しで、遠ざかっていく細マッチョおじいさんの後姿を見送りました。

 

第二チェックポイントではおにぎり昼食をとる予定でしたが

川沿いの遊歩道を歩き、もうすぐ第二チェックポイントに辿り着けるというところで

この第二ステージ最大の急勾配の上り坂が待っていました。

 

(くぅ~、この坂マジですかぁ失敗雫

「頑張って~、上には冷えたビールもありますよぉ~!スマイルと、沿道からの声。

(なぬっ、ひ・冷えビールびっくり!?

声の主の方を見ると『冷えたビールビールあります』の看板が目に飛び込みました。

(なんという営業戦略泣き笑い

「よっしゃ!!怒ってる、chi-、yu-もう一息で昼食タイムや、がんばれぐーダッシュ

 

急にテンションが上がって、やる気が出たのは

きっとshi-が朝早起きをして作ってくれた、おにぎりお弁当が思い浮かんだからですウィンクOK

(ビール→×)

心臓破りの急な上り坂を登り切ると、そこは第二チェックポイント。

ついでに売店も探します(ひ・冷えたビールはどこや!?失敗

 

ちょうど良い木製のベンチを見つけると、ようやくshi-のお弁当にありつけました。

「プシュッダッシュおにぎりの包みをほどく音です)ぷっは~スマイルダブルハート生き返る!!

子供たちも、いつもはあまり見ることのない勢いでおにぎりを頬張りました。

「美味しいね~おにぎりスマイルおにぎりスマイル

『大したものは作っていないよウィンクと、お母さんは言っていたけれど、やっぱ美味しいねスマイルグッド

家でお留守番のshi-が早起きして作ってくれたおにぎり弁当は、この時の私たちにとっては、いつもより一層(もちろん、冷えたビールよりもあっかんべー)美味しく感じましたオーケー

昼食後早々に片付けると、私達は傍らを通り過ぎていった参加者の方々の後を追いました。

 

お弁当を食べて体力も気力も復活した私達は、ゴールまでの最後のターン、繰り返されるアップダウンのコースと奮闘しながらも歩き続けることが出来ました。

「それにしても、坂道ばかりだなぁ・・・うっしっし雫

「お父さん、大丈夫?

「大丈夫、大丈夫ぐー(ホンマは足がめっちゃ痛なってきたわぁ失敗)

「もう少しでしょ、頑張ろう。」

「お父さん、車タクシー来てもらった方がいいんじゃないうっしっし

「歩いて来せっかくここまでたのに、今さらタクシーなんぞ使えるかいっ、テクシー(テクテク歩く歩く人の意)で十分じゃ!ぷー

 

ゴールがもうすぐというところの最後の上り坂にさしかかったとき、目指す坂の頂きへと続く歩道には陽炎がゆらゆらと浮かんでいました。

(ああ、チュニジア砂漠で砂丘の稜線にも、こんな陽炎が見えたのかなぁ・・・)

「ゴールはもうすぐだ、頑張れ!

足のスネと、お尻の上の方の筋肉が一歩足を地面に着くたびに悲鳴を上げましたが、もうそんなことはお構い無しです。

(24hチャリティーTV番組の100kmとか120kmマラソンを走るタレントさん達は、超人やと思いました) 

 

最後の坂を下り終えると、あとはゴールまで平坦な直線数百メートルの一本道。

自分が車で通り過ぎる時のことを思うと、ものの数十秒で通過してしまう直線ですが、自分の脚で歩いてみると遥か彼方に続く直線のように感じました。

目指すゴールの横断幕が見えてきました。

子供たちはわれ先に小走りになっていました。

「こらっ、走ったら危ないぞ、歩け!!

そんな私の言葉は耳に入らない子供たちがゴールイン。

そんな子供たちの背中を追いながら、私も遅れてゴールイン。

子供たちも、私も、なんともいえない達成感に顔がほころびました。

「やったなグッド、疲れたろ?

「全然疲れてないあっかんべー雫

「前に歩いたコースの方がキツかったうっしっし雫

子供たちの強がりさえも、清々しく感じました。

言葉とは裏腹に、誰も脱落せずに3人で歩ききったことに満足しているのは、皆の表情を見れば一目瞭然でした。 

 

しかしゴールしてしまうと、体力はもうほとんど無くなっているはずなのに、何だか「終わってしまった~」という寂しさも込み上げ、結局ゴールポイントから自宅までの道のりを歩いて帰ることにしました。

「歩けるか?グッド

「歩けるオーケー「歩けるオーケー 

「お母さんが待っているから、急いで帰ろう。」

追加のコースでは、一番速く歩いていたのはchi-でした。

「あいつ、あんな細っそい身体やのに体力あるやんショック 

「お父さん、yu-、お母さん待ってるよ、早く帰ろう!!スマイル

少し前を歩いているchi-は、振り返って私たちにそう呼びかけました。

 

ただ自宅に着く100メートルくらい手前で姿をくらましたyu-が、先回りをして自宅の玄関で息を切らしながら

「遅かったじゃんあっかんべーグッドと言ったことは、ご想像の通りです。

 

結局、この日は歩いて歩いて、約15Kmを4時間くらいかけて歩きました。

きっと生涯忘れられない家族の思い出になるでしょう。ぽっ

 

追伸・・・1日だけではダイエット効果はありませんね(めっちゃ期待してたのに~号泣)。

 






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Last updated  May 23, 2010 03:45:08 PM
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