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テーマ:政治について(20230)
カテゴリ:日記
≪極東アジアは今経済戦争真っ只中≫
~日本はどのようにしてこの難局を乗り越えるのか~ こないだ韓国の統制権云々問題が出ていたが、どうやらアメリカは世界に広がる米軍基地を出来る限り縮小させ、イラン・中東エリアに集中させたがっているなと推測していた。要するに「極東アジアは極東アジアでうまくやってくれ」という一種の覇権移譲が行われていると言う事である。 それに変わり経済的な圧力を支那に対しても以前からかなり強く掛けていた理由にも繋がってくる。 現在支那は大幅な対米貿易黒字によって外貨準備資金は1兆ドル(約117兆円)を超えている。2010年上海万博に至るまでには2兆ドルにまで達そうとしている。(ちなみに日本は外貨準備資金約8400億ドル) そして支那は1兆ドルの外貨準備のうち7000億ドル程度を米国債などドル資産で保有している。毎月平均200億ドルもの外貨が支那に流入しているのだがこれが後々支那にとって己の首を絞めることになるのである。 http://www.business-i.jp/news/china-page/news/200611160026a.nwc というか、もうなっているのを判って支那は急激に無理な経済成長を続けている。中共政府は、1999年以来5000億ドル相当の不良債権を処理したと発表しているが、そのうち3300億ドルは、4大銀行から国有ノンバンク4社に譲渡されただけで、金融界全体の不良債権としては残っており、事実上「未処理」のままである。 http://www.tanakanews.com/g0627china.htm 支那が右も左も向けない、そのまま真っ直ぐバブル増殖と上海万博以降の崩壊に向かわざる得ない印象を強烈に与えたのがこの記事だった 中国が米国債を売却か、米財務長官「中国こそ損する」 支那としてはこの先ドルが崩壊の一途を辿っていく事を恐れ、外準備資金として7000億もの米国債をなんとしてでも売り払い、ユーロや円などリスク分散を行いたいところだ。 だが、あまりにもドルが支那内で膨れ上がりすぎた為、売ってしまえば世界的なドルの暴落を招き、支那自身の対米貿易黒字に多大なる損害を及ぼし、世界の米国債を外貨準備資金として持っている国々、例えば日本なども多大なる損害を一緒に被る事になり世界的な大恐慌を起こす可能性を秘めているため売るに売れなくもうバブル崩壊まで突き進むしかなくなった。 一方お隣のロシアに至ってはもうすでにドルがアブナイのを察知してか、外貨準備資金をユーロにシフトしている。さて我が日本はそれに対応する策を持ち合わせているのかが今後最大の焦点になるのは間違いない。支那に過剰な資産投資を行い続けるのは間違いなく危険だと多くの専門家(例えば宮崎正弘)は指摘している。 借りる時はニコニコ笑顔で「還さない」「踏み倒す」「逆ギレ」する国家を相手に日本経済はどう立ち向かうか、支那のバックに米国あり。これから支那による日本企業に対しての敵対的買収M&Aが更に加速していく様相をすでに呈している。 そして、その資金を利用して強大に膨れ上がった支那の軍事力だけが上海万博バブル崩壊後に残される事になる。それに対応するだけの日本外交手段はあるのか。 「軍国主義」などと現実から目を背けるような眠たい批判を唱え続けていられるのもせいぜい今の内だと覚悟しておいたほうが良い。 我が日本の地方都市は無防備宣言などたわけた事を言っている暇は無い危険はすぐそこまで迫ってきているというのに。 来年、「無防備都市宣言」について詳細にやります。 (次回のエントリーで本年最後となります。) ************************ 我が日本はもっと毅然とした態度を示せ!! 『一日一回』の応援クリックよろしくお願いいたします!! ↓ ↓ ↓ こちらも参加しています、応援クリックお願いします。 ↓ ↓ ↓ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.12.30 12:25:17
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